寝具製作事例No.117『見たことありますか?反毛綿』

2019年6月29日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 寝具制作事例, 敷ふとん, 綿製品

 

 

 

お客様より預かった座布団です。
使ったことなく押し入れに眠っていたので
敷ふとんに仕立て直しをしたとのご依頼
でしたが残念ながら使う事が出来ません。

 

 

 

 

これは反毛わたと言って紡績工場でのクズや
カーペットなどを綿状に戻したものです。
ウールや綿など色んなものが混ざってます。
これを初めて見た時に『ゲッ!』と
引いてしまいました。これを見たお客様も
大半の方が引いてしまいます。買われた時に
そういった説明がなかったり、記載が
あっても気が付いていない…。のでしょう。

 

 

 


みんな白や薄生成り色した綿が入ってると
思っているのでそのギャップが大きいのです。
でも、よく見るといろんな色が混ざってて
面白いですね。

 

 

 

 

最初、なんちゅう綿を入れてるんや!
コストを抑えるにも程があると思って
いたのですが案外、弾力があります。
敷ふとんにも使われますが寝心地は
案外悪くないそうです。

 

元々は西洋化が進むにつれて繊維にも
羊毛が用いられる様になり日本でも
羊毛の国産化が試みられたが失敗に
終わったそうです。貴重な羊毛を無駄に
しない為の知恵だったんねですね。

 

 

と言うものの
専門店では普通こういうのは
販売していません。えびすやも
こういった綿を扱う事はありません。
僕はやっぱり普通の綿が良いです(^^;

 

 

 

 

今回は仕立て直しでペアで組ふとんを
お作りしております。お預かりした
掛けふとんがシングルで4㎏近くもの綿が
使われていました。これは重すぎますね(^^;
側生地やカバーの重さを加えると5㎏半ば
にもなります。

 

 

 

掛けふとんを1枚お預かりし
新綿を少し足して約2㎏で合掛けふとんを
お作りさせて貰いました。重さが半減
しましたのでかなり軽くて楽になったと
思います。

 

 

 

ご高齢の方で重いふとんを着ないと
寝た気がしない!と仰られる方が居ますが
軽い方が楽です。また、冬になれば毛布や
肌掛けふとんを重ねて更に重くなり
寝返りが打てなくなってしまい、
身体がダルイ…そんなケースもあります。
えびすやでは通常、綿の掛けふとんは
3㎏でお作りしています。

 

 

 

お盆に子供さん達、ご親戚の方が
帰省されるという事がありましたら
おふとんのご準備はお早めに。
特に綿ふとんの仕立て直しの場合は
お時間が掛かります。

 

 

 

 

詳しくはこちらで

 

 

 

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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