寝具調整事例No.68『ホントに羽毛ふとんで寒さが解決出来るのか?』
2021年11月13日 / えびすやにあるもの, 寝具調整事例, 掛ふとん, 羽毛製品
『寒くて寒くて…羽毛ふとんが欲しいのです』
寒さの改善=羽毛ふとんとイメージをされる方が多いのですが
果たしてホントにそうなのか??今回もそのケースでした。
話を伺うとポイントは3つ
①スプリングマットレスで寝ている
②薄いポリエステル綿入りの敷パットを一枚
③特別寒がりなタイプではない
①②はセットになっていることが多いです。
スプリングのマットレスは中が空洞です。ですので冷気が
通りやすくなります。にもかかわらず薄いパット一枚では
保温力が全然足りていないのです。マットレスを買った
販売店さんでサービスで付けてくれたりこれで十分と
仰られたと言われるお客様が多いですが全然十分ではありません。
③の寒がりでなくともこれは当然寒いですし、気温がグッと
下がり始めたころは特に身体が付いて行っていないので
追い打ちをかける様に寒くなります。
この場合は羽毛ふとんで上掛けで対応することも大事ですが
まずは敷寝具を改善する必要があります。ですのでここは
羽毛ふとんよりも敷寝具の改善を優先するご提案をしました。
ウールの敷パット+パシーマパットシーツを
おススメさせて頂きました。ウール敷パットは
オリジナル仕様でタップリとウールを使っています。
縫製の仕方に工夫をしモチモチとしてて
通常のウールの敷パットと比べてへたり難い様に
仕上げたえびすやオリジナル製品です。
羽毛ふとんもお話を聞く限り、あまり良い状態では
なさそうでしたがまずは敷寝具の改善を先に行い
様子を見ていただく事になりました。
掛けふとんに原因があるかと思っていたら
実は敷寝具…。結構多いケースですので敷寝具は
シッカリと整えましょう。寝心地が一気に改善されます!
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