寝具製作事例No.183『インド綿・ベビー敷ふとん』
2022年6月5日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 綿製品
今日のお仕立てです。
インド綿でベビー敷ふとんをお仕立てしています。
シッカリと綿を入れていますので弾力があり支え感があります。
特にベビーふとんに限った話ではありませんが
量販店などで販売されている敷ふとんと職人が
作る綿ふとんとの根本的な違いです。
中心部が盛り上がり嵩高くなっているのが
特徴です。この厚みがシッカリと身体を支えます。
そして使い込むと平らになってきます。
いずれヘタる事を考慮して作っています。
これが仮に最初から平らだったとすると
使い込んでいけば 真ん中がペコンと凹みます。
安価な化繊のキルティングの敷ふとんを
使えばすぐに凹んで両端が跳ねた様な形になります。
そして、もう一つ
ふとん屋さんが作る手作りのふとんは
綿わたを使います。なので吸湿性に優れます。
赤ちゃんは身体は小さくとも汗腺の数は大人と
変わりません。発汗量が多いのです。シッカリと
吸湿する素材の寝具を使うべきです。
赤ちゃんの肌着にポリエステル素材のものを
着せるお母さんはまずいないと思います。
それと同じようにふとんも自然素材にして
あげないと赤ちゃんは汗で蒸れ蒸れ。
これが赤ちゃんが眠り難い原因。
夜泣きの原因にも…。
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