寝具製作事例No.144『秋に向けての綿ふとんのお仕立て』
2020年9月8日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 敷ふとん, 綿製品
お預かりしたふとんが掛けふとんにも拘わらず
かなり重たい上に一度も使わずにネズミにかじられて
しまったおふとんを再生しました。
4キロあった綿を3キロ程度に減らしました。
それだけ随分軽くなり、肌への沿いも良くなりました。
肌添いが良くなると密着度が上がり保温性もよくなります。
良くある誤解ですが寒くなると
ドンドン掛けふとんを重ねる方がいらっしゃいます。
確かに重ねれば温かくなりますが
それはある程度までの話であり、重ねれば
かさねる程、重くなり、寝返りが出来なくなり
起きた時。身体がダルクなります。
また、肌に近いところにアクリルのなどの
石油系素材の寝具やカバーを使うと汗がこもり
身体を冷やす羽目に…。
効果的な寝具を2枚程度使う事をお勧めします。
寝床内の湿度を抑えるためにも自然素材の寝具が
前提となります。
210㎝丈のロングサイズの敷ふとんです。
手作りの寝具の良いところはサイズが自由にカスタム
出来るという事です。これはロングサイズですが
毎日、寝具を押し入れに仕舞う事を日課にされてる
おばあちゃんであれば、軽くし持ちやすくする為に
一回り小さくする事も出来ます。
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