寝具製作事例No.137『ふとん職人の癖』
2019年11月15日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 敷ふとん, 綿製品
先日、寝具製作技能士の講習会に参加した時の事。
僕には敷ふとんを作るととある箇所が窪みます。
もちろん、そのまま放っておく事はせず修正をします。
その事を先輩に話してみると癖はそれなりに
職人それぞれにある様でして、内閣総理大臣賞を
受賞しているお師匠に聞いてみても癖はあるそうです。
それが解っているから先手を打ってその癖が出ない
様に作り上げるそうだ。寝具製作技能士歴4年の僕は
まだまだ道のりは長し!だけど伸びしろもある?( ̄ー ̄)ニヤリ
ご注文お待ちしております。
その時の講習会で幾つかの癖の修正方法を自分なりに
考えてみた事とわたの配分を少し変えてみました。
以前よりも見た目はシャープな感じになったかな?
仕立て直しの場合は綿の状態や綿の種類、
ポリエステル綿の有無などで綿質がバラバラなので
同じ状態には仕上がりませんがそれが面白い所でも
あります。今回は綿100%の綿をそのまま打ち直し
1.5㎏の足し綿をインド綿で仕立てております。
えびすやの得意な仕事
羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら