制作事例No.1『大阪生まれのふとん?』

2017年1月25日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 綿製品

敷ふとんを仕立て直しをさせて頂きました。
生地がドンスでしたので婚礼時に持ってこられたものと思います。
中は状態の良いメキシコ綿100%のものでした。一般的には
敷ふとんはインド綿を使いますが、大阪のふとん屋さんに
教えていただいたのは大阪ではメキシコ綿100%で作ることが
よくあるそうです。大阪のおふとん屋さんが仕立てられたものだった
のかもしれませんね。メキシコ綿は一般的には掛ふとんに使いますが
綿が締まるとシッカリします。お預かりした時の状態がまさにそんな感じでした。

 

1980

 

太エステルを少し混ぜ打ち直し、新綿も足し6.0kgで仕立てております。
生地はレトロ感のある綿サテン。シッカリとした仕上がりになりました

 

ふとんが重いので軽めに仕立てるケースがよくありますが
単に中綿の量を少なくして軽くすると底づきをしてしまいます。
軽くするのであれば二枚敷でマットレスを併用したり、小柄な
人でしたら判を少し小さめにする事をオススメします。

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
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