ドイツからの思い出
一瞬、和ふとんに見えるかもしれませんが羽毛ふとんです。
日本ではまず見かけることがありませんね。普通はこんな感じです。
(えびすやオリジナルは市販品よりも細か目に作ってあります)
立体キルトで四角のマス目状になっておりマチで仕切られています。
ですから羽毛が移動することありませんが先ほどの羽毛ふとんは
ポイントキルト(点で留めてある)ですから羽毛が簡単に移動します。
まれに外国製の羽毛ふとんをお預かりし、リフレッシュさせて頂く
事は御座いますがこういったキルトのものは初めてです。うちの社長に
聞いてみると昔、こういったタイプのキルトを一時期扱っていたそうですが
羽毛が偏るからと言って受け入れられなかったそうです(^^;
元々は袋の中に羽毛を入れただけでキルトらしいキルトは殆ど無く
ベッドメイキングをする時に真ん中に集めておいて、そこで眠るのが
始まりだったそうです。移動はするもののポイントでキルトがあると
逃げにくくなり安定して身体を覆ってる部分に羽毛が集められるのでしょう。
ドイツからやってきた羽毛ふとんは中身がシッカリとした
ホワイトグースでしたので見事にふっくらと回復させることが出来ました。(^^)
古いけれど、使い込んだけれどこの羽毛ふとん、
リフレッシュで新しくすることが出来るのか?と思案されてたら
えびすやにご相談下さい。羽毛の状態を考慮しながら
どの様にすれば良いかご一緒に考えます。出来るだけ
ベストな状態でのリフレッシュを考えていますので場合によっては
劣化具合などを判断してリフレッシュをしない方が良いと
判断する場合も御座います。
目安としては10年経てばリフレッシュで再生させることを
オススメします。汚れにより劣化は進みます。早めにすれば
それだけ回復も良く、仕上がりがいいですね。(^^)
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