『威風堂々、古社の風格』摩気神社
最近、大阪や京都へ行く用事がある時は時間が許す限り
丹波の神社足を伸ばすようにしております。古い良き神社が
沢山あるからです。皆様も是非、どうぞ(^^)
今回、お邪魔したのは南丹市園部町にある摩気神社。名神大社です。
良くわからないですが主祭神は大御饌津彦命 (おおみけつひこのみこと)
となっていますが御食津神(みけつのかみ)と同一神ではないかと
思います。御食津神は天児屋命(あめのこやねのみこと)の子で
宮中八神の一柱で食物神となるのですが…。
摩気神社に祀られる大御饌津彦命は天忍雲根神 (あめのおしくもねのかみ)と
同一神になるそうだ。邇邇藝命 (ににぎのみこと)と一緒に降臨してきたと。
境内に竈があったのですが祭事に使われたのでしょうか?
拝殿、神殿ともに茅葺きです!これは見応えがありますね。
1つ気になるのが拝殿の屋根の上部なのですがこの近辺の家の
屋根が皆(現代建築ではなく古民家。古民家が多い)この形に
なっていました。これは摩気神社となにか関連性があるんでしょうか?
大御饌津彦命が真ん中で西摂社・東摂社には多くの神様が
祀られています。摩気郡十一ヶ村の総鎮守たる所以でしょう。
ここでもう1つ気になるのが社殿が北面する丹波国唯一の神社
だそうです。さて、北面というのは何処を向いてるのでしょう?
同じ食物神である豊受大神が祀られ、瓊々杵命と五伴緒の
天児屋根命、天太玉命も祀られる比沼麻奈為神社!でも北西で
真北じゃありません。北といってもどの北??
ちなみに真北を辿ってみると…。
冠島の老人嶋神社にぶつかるじゃないですか( ゚д゚)ハッ!
出口王仁三郎の大本教や籠神社のルーツですね。。。
う~ん。
※後から詳しい人に聞いてみると北極星を向いてるんじゃないか?と
御祭神 大御饌津彦命
京都府南丹市園部町竹井宮ノ谷3 神名大社 摩気神社
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