制作事例No.19『シンプルな赤ちゃんのふとん』
2017年6月24日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 麻パット・ケット
今回も赤ちゃんのおふとんです。
最近の若い方達はシンプルなものを好まれる方が
多いような気がします。僕自身も柄があるよりも
無地の方が好きです。えびすやのオリジナル製品は
ほぼ100%生成り生地を使用してます。
掛けふとん、夏に向けての肌掛けふとん、
しっかりとした敷ふとんの三点です。
インド綿100%の綿でシッカリ目に仕立ててます。
市販品はほぼポリエステル綿、ポリエステルの硬綿
ウレタンなどが使われていますが職人さんが作る
昔ながらのふとんは綿わたを使います。
綿を縦横縦横と積層にし中央部がこんもりとした
かまぼこ型に仕立てていきます。これは化学素材
で出来た寝具とは異なる寝心地、吸湿発散の良さが
あります。赤ちゃんは眠る事が仕事ですから
汗もあの小さな体でじゃんじゃんかきます。
汗を吸収出来ない化学素材では赤ちゃんは
寝辛いのです。ふとんに寝かそうとすると泣き出す
原因にもなっています。
先日、久しぶりにいつも協力して頂いている
工場の方へ麻綿と麻生地を持って伺ってきました。
今までより、麻の敷パットをオリジナルで作って
ましたが気になっていた部分を改善するために
今回は今までとは作り方を変更します。さてどんな
仕上がりになるのか?楽しみです(^^)
えびすやの扱う麻パットは出来るだけ麻綿の
量を増やしたいと考えてます。最近の傾向では
麻の価格が上昇していることもあり、麻綿の
量は少なくなる傾向にありますが中綿の量は
吸湿力に影響しますのでそれなりに綿の量は
必要だと思います。シングルサイズで1.0㎏で
仕上げる予定にしています。
夏は『麻』です。背中がヒンヤリとし
湿気を素早く吸収しく素早く放湿する。
それが麻の良さです。夏向きの素材ですね。
今まで、エアコンを使っていた夜が
使わずに済む日が増えたり、
温度設定を今までよりも高めにしても
心地よく眠れます。
出来ればエアコンは使わない方が良い。
そんな風にお感じになりませんか?
我慢して熱気むんむんの部屋に眠ることは
問題ですが電気代しかり、必要以上に
身体に冷やさない様に手助けしてくれるのが麻です。
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