『本州一低い分水嶺と古社』いそ部神社
取引先へ新年の挨拶へ伺う途中に
寄ってきました。実は丹波市には本州一低い分水嶺が
あります。水が豊富に湧き上がる公園があります。
そのすぐ下にいそ部神社があります。いそとという字は
山辺に石と書くのですがパソコンでは表記が出来ません(^^;
こんな字になります。
九鬼?九鬼氏の所領は綾部ですので何故、丹波に?
(氷上郡は綾部藩だった?)
と思って調べてみると九鬼隆一氏と言うのは三田藩家老家の当主で
あり明治維新、文部省内に絶大な力を持っていた人物で
国内の美術工芸品に造詣が深く古社寺保存法と言う法律制定に
尽力している。そういった部分で何かいそ部神社と関係があったのかも
しれません。
とてもいい扁額で立派な両部鳥居。
年始の鳥居には門松が建てられてるところが多く
良い雰囲気が出ています。
境内者として金刀比羅神社もあります。
本殿後ろに、夫婦状になった御神木の下に
祠の様なものがあります。これは一体何なのでしょうか?
宮司さんが社務所から席を外されていたので
お会いすることが出来ずわからずじまいですが
気になります。
写真を撮り忘れましたが近くに分水嶺があるだけあって
境内内にも湧水を使ったちょっとした堀があり鯉が
飼われておりました。
歴史は相当古く和銅三年〈710年)丹波国が丹後国と分国される
より少し前の創立の延喜式式内社です。祭神は奇日方命で
創立当初より祀られているいそ部神社に祀られる神で
古事記によると大物主命の娘にあたる神です。
(先代旧事本記によると事代主命の娘だそうです)
玄松子さんのサイトを見ると面白いのですが奇日方命が
祀られる神社は『石部』なのだ。石部と言うのは部民の
事で彼らが進行していた神が奇日方命じゃないのか?
石に関わるなにかをする部民だったのか?磐座、巨石
信仰をしていたのか??
御祭神:奇日方命
兵庫県丹波市氷上町石生533 延喜式式内社 いそ部神社
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