『狛魚?狛鯛?』八幡神社(与謝野町四辻)
仕事の帰りにいつもの悪い癖で神社へとふらりと
立ち寄ってみました。そこは子供の頃、親父に連れられて
祭りの夜店に行ったきり。30年以上行ったことが
ありません。その記憶も華やかな出店の灯り。僕らが
子供の頃の祭りの夜店は今と比べても出店数が随分
多かったんです。
この石垣の建物が社務所か神職さんのご自宅かと
思っていましたら曹洞宗八幡山宝泉寺。お寺なんですね。
江戸期までは住職が八幡神社の別当職だったようです。
一の鳥居の横の狛犬。相当大きいです。
丹後の中でも倭文神社、竹野神社が大きいですが
それと同じくらいそれよりも大きいかもしれませんね。
構え獅子です。献納は明治期でした。これは四辻がその当時
反映していた証でもあるかと思われるくらいに大きく立派です
この石灯籠は国指定重要文化財の石灯籠。
南北朝時代のもので大宮売神社や溝谷神社の石灯籠より
若干新しいですが丹後の中でも古い石灯籠に数えられる
のではないでしょうか。
さて…。
ここからが興味深いところ
犬ではありません!魚です!!台座には波頭まであります。
摂社の蛭子神社ですのでこれは鯛なのじゃ??と思うと
なんとなく鯛に見えてきます。(´艸`*)
それがまたなかなか立派な彫り物で
赤鬼まで居てます。丹後っぽくないお社です。
当然、八幡神社本殿もなかなかの作りです。
四辻の当時の勢いを感じます!
ちなみに戦国期、八幡神社の裏手の山には四辻城があり丹波一大勢力を
築く”丹波の赤鬼”と言われた荻野悪衛門一族の居城だったようだ。
丹波の勢力がここまで出っ張っていたという事なのでしょう。
御祭神:誉田別命、神功皇后、武内宿禰
京都府与謝郡与謝野町小字上谷 村社 八幡神社
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