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秋の絶景『乙女神社』

2014年11月28日 / 丹後の歴史, 丹後の神社, 神社・歴史

峰山町と久美浜町の境に比治山トンネルがありますが
峰山町川の手前から山の手に入って行くと大路という集落があります。
そこに乙女神社という紅葉が綺麗な神社があります。
この時期になると紅葉を見に訪れる方も多くなります。

いや~紅葉を楽しませてくれる神社です(^^)
なんやかんやとこの時期には毎年来ているような気がします。

主祭神の豊宇賀能賣神は豊受大神と同一神とも言われますが
比治山に舞い降りた天女のうちの1人とされています。
丹後風土記逸文には日本最古の羽衣伝説には記載されています。

その話は和奈佐(わなさ)老夫婦が水浴びをしている天女の
羽衣を奪い、天女は天に帰る事が出来なくなり老夫婦の娘となる。
天女は酒造り、機織りに精を出し老夫婦は裕福になるが
実の娘ではないと天女を追い出し、天女は彷徨う…。と言うのが
風土記逸文のお話ですがこれとは別に もう一つ羽衣伝説があります。

その話を要約すると…

昔、比治の里に住んでいた三右衛門(さんねも)という猟師がいて
水浴びをしていた8人の天女のうちの1人の羽衣を隠してしまった。
三右衛門は天に帰れなくなったその天女を家へ連れた帰り、妻とし
3人の娘をもうけた。天女は農業・機織り・酒造りが上手く三右衛門の
家だけではなく比治の里が豊かになった。しかし、天が恋しくなり
3人に羽衣を隠した場所を聞き出し、3人の娘を残して天に帰えろうと
した時に三右衛門に合った。その時に天女は『毎年7月7日に合いましょう』
と約束をし毎年この日には三右衛門と3人の娘に会いに来るそです…

これって、七夕のお話ですよね。この伝説の伝わる安達家の
家紋は”丸に七夕”というとてもめずらしい紋です。

この7月7日、宇良神社の御祭神である浦嶋子(浦島太郎)は宇良神社に
伝わる浦島物語(日本書紀の雄略記に記載))には雄略22年7月に浦嶋子は
釣り上げた亀が女性に変身し、その女性を娶る。そして2人は蓬莱山へ
赴くとあります。

そして、豊受大神が同じ雄略22年に豊受大神は 丹波の国から天照大御神に
呼び寄せられて宇治山田へ行きます。 同じ雄略22年にです。

これらの話は全く別の話とは考えにくく、1つに繋がっているように
思います。これらの伝説がなんなのかが判れば丹後の知られざる歴史も
クリアになってくるんじゃないか?と思うのですが…。僕の妄想です(笑)

御祭神 豊宇賀能賣神
京都府京丹後市峰山町鱒留蛭子堂433  乙女神社

 

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