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土佐のヒューマニスト。大江卓という人

2018年12月18日 / 神社・歴史

大江卓という方をご存じだろうか?
明治維新に活躍した政治家・実業家です。

 

Wikipediaよりお借りしています

 

この人の凄さというのは明治維新で
活躍した人物きっての人権を大切にした人だ。
恥ずかしながら歴史に興味を持っている割に僕は
無知でしてこの偉大な人物の存在をしったのはつい最近の事です。

 

 

明治5年、マリア・ルス号事件が起こる。
ペルー船籍のマリア・ルス号が悪天候から修理の為に
横浜港に寄港しました。船員はペルー人であったが
乗客は清国人だった。しかし、どうも様子がおかしい…。
船内から痩せこけた清国人が海に飛び降り逃げ出して
来たことで船内において清国人が過酷な状況に
おかれていた。ペルーへの労働移民として乗船したはずが
実は奴隷として扱われており助けを求めてきたのだ。

 



その事が大江の耳に入り、その当時の外務卿”副島種臣”から
徹底調査を命じられ、大江が特別裁判所の裁判長となり裁判に
あたる事になったしかし、当時の日本というのは不平等条約を
列強各国と不平等条約を締結しており、各国からも強い反発、
国内からも余計な外交摩擦をを生むことを懸念した圧力が
かかっていたが大江は人道上重大な問題であるとしてそれらの
圧力に屈することなく粘り強く交渉をし、港内での乗客虐待を
厳重に処罰し、清国人を解放しないと出航させないという
判決をだした。
それは大江の強い人権に対する思いと
神戸外国事務所に勤めて
いた経歴があり国際法などに
長けていたからでしょう。

 

 



船上では230人近くの清国人は奴隷の様な扱いを受け
ペルー上陸後は悲惨な運命が待っていたが大江の働きで
清国人労働者は解放されたのだ。

 

 

しかし…。ペルーは黙っていない。海軍大臣を日本へ
派遣したのだ。謝罪と損害賠償を求めて。
ここが興味深い所なのですが第三国のロシア帝国が
仲裁裁判に入り『日本側の措置は妥当』ペルーの要求を
退け解決する。

 

 

 

その後、実業家、衆議院議員として活躍をし
晩年は得度をし僧となります。

 



詳しくは梓会さんのWebをご覧になられると
よりどんな人物だったのかを理解して頂けるかと
思います。僕は数日前にその存在を知ったばかりで
詳しい事は解りません。ただ、こんな人物が
明治維新に居たという事を書きたかったのです。

 

 

学生時代に言葉や年表を詰め込む事に
追われた歴史の授業。それはそれで大事だったと
思いますが僕はこういう事を知りたかったですね。

 

 

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