ふとんの寒さの盲点…の話
2019年12月10日 / えびすやにあるもの, 睡眠改善, 羽毛製品
ここ最近、寒くなってきましたね。
日中は比較的、日が照ってるのでまだ
外や車を運転してるとそこまで寒さを
そこまで感じない日がよくありますが
流石に夜は寒いです…。
とうぜんの事ですがこの時期、
ふとんも保温性がないと寒いわけですよね。
(えびすやオリジナル羽毛ふとんは¥49,900~。側生地は綿100%、身体にフィットしやすい
縫製でその時々の品質の良いものを選んで作っています)
ここ数年は羽毛ふとんの価格が高騰しつつ
ありますが少し前は比較的安価にグースダウンの
入った羽毛が買えました。いい羽毛ふとんを
自分は使っていると認識されてる方は
結構、いらっしゃいます。
羽毛ふとんって保温力あるから暖かいのです。
しかし…。暖かくないと思っていらっしゃる方って
案外います。何処に原因があるのかを知るために
お話をしてて原因に気付き、その事をお伝えすると
ご本人さんは『まさか!』『えっ!』と思うのです。
その中で『残念だなぁ・・・。』と思うのが
羽毛ふとんは吸湿発散性にとても優れていて
寝床内の湿気を吸収してくれます。(ここが
えびすやが側地がポリエステルで出来た
羽毛ふとんを扱いたくない理由ですが)
悪い見本として説明用にアクリルの毛布類を置いてますが欲しいって言われると困ります(><)
しかし、羽毛ふとんは良いのにそれに掛ける
カバーをモコモコのアクリル毛布のカバーで
あったりアクリル毛布を使う事で湿気の吸湿を
妨げてしまい、蒸れてしまう。結果、寝床内に
残る水分が身体を冷やしてしまう…。また、
アクリル毛布の繊維の目に乗ってふとんが
滑ってしまい、ふとんが無いなんてことも。
寝ているときの発汗の循環を止めてしまう様な
使い方、よくあります。
これは案外、気付かないのですが
寝姿勢の問題。皆さん、どんな姿勢で寝てますか?
上向き寝?横向き寝?うつ伏せ寝?
この3つが大半だと思いますが
この寝姿勢によっても寒さが変わります。
横向き寝をすると上向き寝をしてる時と
比べて肩口の隙間が広がりませんか?
寝る時に試してみて下さい。広がっているはずです。
そして肩も冷えやすいはずです。
真夜中にトイレに行きたくなって目が覚めた
とします。でもふとんから出たくないですよね?
寒いから(><)でも行きます。帰ってきてふとんを
被ると折角温もっていた寝床が冷めてしまってます。
隙間が大きく出来るという事は…。
寝姿勢は単に寒いからというだけの問題では
ありません。横向き寝は身体への負荷が掛かります。
首の突っ張りや痛み、肩こり、腕のしびれ、腰痛…。
横向き寝をしてしまうのは皆さん、癖だと思い込んで
おられる方が多いですが寝具が身体に合っていない
事が一番の問題です。敷ふとんやマットレス、枕ですね。
寝姿勢によって違和感を感じる方
敷寝具や枕を疑ってみても良いかと思います。
敷寝具や枕に原因があるならば改善は早いです。
えびすやの得意な仕事
羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら
最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します