寝具製作事例No.115『敷ふとん仕立て直しに掛けふとん用の綿が』
2019年6月19日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 寝具制作事例, 敷ふとん, 綿製品
柿渋染めシーツの製作もそろそろ最後の染めかな?と
いう感じになってきました。いい感じです(^^)
ちなみにこれで7回目の染めです。
濡れてるので太陽光でちょっとオレンジ色っぽく
なってますが実際はもう少し暗い感じになりますね。
柿渋染めは一気に深い色を出すのは難しいんです。
ムラムラになりますし、また硬くゴワゴワにもなります。
回数を重ねると深みが出ますが手間と時間、
柿渋の液が沢山必要になりますね…。(^^;
さて…。
こういう事、ちょこちょこあるんです。
と言うのは掛けふとん用の綿で敷ふとんが
仕立ててあるケース。何故か結構見掛けます。
基本的に掛けふとん用の綿はメキシコ綿。
これを使う場合は太いポリエステルや
インド綿がベースにブレンドしてあるのが
一般的なのですがそういうケースがあります。
えびすやは通常こういう事はしません。
安価な綿以外は基本、インド綿ベースの綿を
使います。
ただ、綿は良質でした。う~ん。本音を
言いますとこれで合掛けふとんなんかを
作りたいところですが…。太いポリエステル綿
を混ぜて打ち、バッドパッド用の厚みの
ものを通常の敷ふとんの厚みにしてほしいとの
ご要望でしたので綿の不足分はインド綿を
シッカリと足しました。
出来る限り、良い状態にしてお返ししたく思って
おりますので場合によっては良くなる見込みが
ない場合(直ぐにヘタるなど)はお断りをする
場合があります。今回もお布団を2枚預かりましたが
一枚は綿の劣化が進み綿の油脂分が抜けて
いましたのでもう一枚分の綿の良さの足を引っ張り
かねないので一枚は処分させて頂きました。
羽毛ふとんのリフレッシュ同様、綿ふとんも
目利き致しますのでご遠慮くご相談ください。
ご相談は無料です。その他、ムートンのメンテナンス
その他、クリーニング、手入れの仕方
カビが生えたなど…。困ったことがあれば
ご相談ください。
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