ホントにしあわせなのか?ムヒカ前大統領来日
2016年4月11日 / 日々の話
今日は昨日とは一転、晴れてるのに気温が上がらない丹後のお天気です。
昨晩、心を揺さぶら出来事がありました。
テレビのスイッチを入れると
ムヒカ前大統領の”環境と開発に関する国際連合会議”での
スピーチ映像が目に入ってきました・・・。言葉が出ない内容であり
それはどこの国のトップも口にするのことのない本音だと思ったからです。
ご覧になられなかった方は是非、御覧ください。
産業革命から200年が過ぎ、科学技術が日進月歩で発達。そして、多くの富を
生み出ししてきました。便利になりモノに溢れていますがホントに豊かになったのか?
幸せになれたのだろうか?そんな事を考えさせられます。
日々こなしている仕事。その仕事がホントに周りの人達を幸せに
するものなのだろうか?市場主義経済に縛られすぎてしまいそれを見失ってる
のではなかろうか?それによって大事なものを無くしたり無駄にすり減らして
いないのだろうか?
富への過剰なまでの執着が今の様々な問題を招いているのではないだろうか?
環境の破壊もその1つです。ゴミの焼却場へ行けば十分に使い寿命を全うした
ものもあれば、殆ど使っていないものまだまだ使えるもがたくさん捨てられています。
(残念なことに東京都の調べによるとココ十数年、寝具が粗大ゴミの不動の1位だとか・・・)
これはただ勿体無いとか言うことではなくこんな事がいつまでも続けられないでしょう。
いつかは破綻がやって来る。ドンドン作り、ドンドン売って、ドンドン捨てられ・・・。
その流れの中に僕達が仕事として組み込まれてしまっている。
もう一度、誰もが自身のしている仕事のあり方を見直してみる時期に
来ているのかもしれません。自分のしている仕事はホントに周りを幸せに
しているのだろうか?単に経済に振り回されていないのだろうか?
相手のこと、周りのことをそして自分の事を思って仕事をするべきではないかと・・・。
ムヒカ前大統領の言葉でハッ!とさせられた日本人。きっと
多かったはずだと思います。
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