良い羽毛ふとんに出会う4つのポイント
2016年4月10日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 羽毛製品
今日は曇天で若干肌寒い丹後です。
こういう時が何を着るかが微妙にななるんですよね(^^;
さて、タイトルの羽毛ふとんについてのお話です。
羽毛ふとんに限らず、根本的に寝具そのものがわかりにかもしれませんが・・・。(^^;
それはまた、後日お話をしたいと思います。
さて、丹後の冬にとって羽毛ふとんは必需品です。冬だけじゃありません。
今の時期など羽毛ふとんにガーゼカバーを掛けて使えばとても
気持ちの良い時期でもあります。
今では手放せなくなった羽毛ふとん。良きものに出会う3つの
ポイントをまとめてみました。
①触ってみる
良い物に出会おうと思えばパッケージに入ったものをそのまま
買い求めるよりも実際に展示してあるものを触ってみましょう。
記事がポリエステル、ポリエステル混のものは風合いでわかります。
こういった素材は静電気が起きやすい。(静電気で埃を寄せ付けやすい)
羽毛ふとんの良さの一つの吸湿性(調湿性)が活きず、蒸れます
。基本的には綿100%の素材のものを選びましょう
②押してみる
羽毛ふとんを抑えてから手を放してみて下さい。
その時に羽毛が押し返してきます。元気の無い羽毛は
この返しが弱くなります。これを色んな羽毛ふとんで
試してみるとその違いがなんとなくわかるかと思います。
③見た目のイメージやタグやラベルを過信しない
よくあるのはゴールドラベルなどのタグや羽毛の産地やダウン率
一般的に買う時の目安となるわけですが過信はしないで下さい。
先日ご紹介した記事の様に羽毛ふとんは中身が見えません。
ですから実際に②で自分で確かめた方が良いんです。産地や
ダウン率も確かに大事ですがそれよりもジックリと熟成された
羽毛を使っているかどうかの方が大事なことなのです。
パンパンに膨らんだ羽毛ふとんって見た目、暖かそうですよね?
しかし、実際は使いにくいわけです。それは身体に添わないからです。
寝返り時に滑ったり、フィットせず隙間ができて冷気が入り込みます。
いくら良い羽毛を使っても良さが半減します。
④機能性を過信しないで本質を考えましょう
羽毛ふとんの生地や羽毛に機能性を持たせるために様々な加工を
施しているものがあります。例えばウオッシャブル。生地がポリエステル製の
モノが多いので①の様に静電気、吸湿性の悪さなどにより寝心地の
低下を招きます。中には羽毛そのものに樹脂やテフロンでコーティング
するケースもあります。羽毛の汚れは防げるかもしれません羽毛の良さが
機能しません。
えびすやの考え方としては素材のもつ良さを十分に引き出せるように
作り上げた羽毛ふとんがホントにいい羽毛ふとんじゃないかな?と思います。
そう、考えますと4つの中には入れませんでしたがどこのふとん屋さんと
付き合うか?ということが大事じゃないでしょうか?ふとん本来の目的は
”快適に心地良く眠るためのもの”
それが1番の目的のはずです。ココから逸脱すればするほど
使いにくいものになります。
羽毛ふとんは通販などで1万円を切るものもあるくらいで
価格差が結構あります。価格はさておき、まずは快適に眠れる
ものかどうか?を念頭に置いてみたら如何でしょうか?予算は
その次だと思います。自分が信頼出来るとお感じになられる
お店にシッカリと自分の思ってること感じている事を投げかけて
みて下さい。
えびすやもその考えで羽毛の持つ良さを引き出す事を心がけ
気持よく眠れることを一番大切にしてオリジナル製品を作っております。
お値段は¥39,800~
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