寝具製作事例No.180『これから活躍する羽毛ふとん』
2022年5月26日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品
新しくオリジナル羽毛ふとんを作りました。
今の時期、活躍するのが合掛ふとんですね。
左から肌掛けふとん、合掛けふとん、本掛けふとんになります。
今の時期、本掛けは暑いし…。
肌掛けにはまだ寒い…。
そんな時に合掛けふとんが活躍します。
一般的に羽毛布団の生地は
サテンが使われます。光沢があり柔らかいのが特徴です。
この合掛けふとんはサテンではなく平織の生地を使っています。
平織の生地はサテンに比べて通気性が良いのが一番のメリット
羽毛の性質である調湿性が活きてきますのでとても具合が良いです。
そして、サテンに比べて軽く、洗濯耐性があります。
デメリットは生地が硬く、カサカサとしている事。
(使っているうちに柔らかくなってきます)
それが段々と改善されてきて柔らかくなってきました。
今回、作ったオリジナル羽毛合掛けふとんは80番手の
平織の生地を使っています。80サテンよりも軽量です。
ご夫婦で一緒に寝る場合
ご主人はエアコンを効かせたい
でも奥様は出来れば使いたくない…。二人の間に
体質の差がある事はよくある事。どちらかが犠牲に
なってることが多いのです。
そんな中、冷えて困る奥様に使って頂けたらと
思い。エアコンの効いた寝室を意識して肌ふとん程
薄くはなく、合掛けふとんよりも若干控え目な入り目に
しています。そして縫製は身体にフィットするような
作りにして温まりやすい構造にしています。寒がりの
方にとってはエアコンが効きすぎると辛いですからね…。
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