先祖代々
2022年2月7日 / 日々の話
当店、『ふとんのえびすや』は明治10年に
5代前の当主の初代國太郎が起業した呉服店が始まりであると
聞かされていました。先代もルーツを調べ、何処で生まれたのか
まで調べていて家系図を見せて貰ったことがあります。
3~4年程前まではそう思っておりました。
歴史好きな知り合いから聞かれたのが
江戸時代中期(?)だったと思いますが
京極家峰山藩の街中で起きた日々の出来事を
綴った一次資料があって図書館で見れるらしい。
その内容と言うのが隣村から若衆が
喧嘩にやってきたとか。お殿様に披露する
相撲大会に関取を呼ぶ段取りの話など
当時の日常が綴られているらしい。
その中に『えびすや』が度ちらちらと出てくるそうだ。
おぼろげに祖父や祖父の弟、先代の話や
うちに勤めて頂いてた番頭さんのご子孫から聞いた
話の朧げな記憶や考察してみると
呉服問屋をしていたえびすやに初代は
えびすやに丁稚奉公として入り
その後、えびすやを引き継いだ様な感じなのです。
敷地の中には初代がこの地に来る前から
ずーっと昔からある祠(お稲荷さん)を
お祀りする様に代々言われているのです。
そのいきさつの末端の末端でも知っていたであろう
祖父はいませんし、丹後大震災で全てが焼けて
しまっているので当時の事を知る資料や品は
一切残っていませんのでなんとも言えませんが
初代からもえびすやとしてはいくらかは遡れそうです。
その間には苦労や困難もたくさんあったと思います。
丹後大震災や太平洋戦争は僕が知る限りでも
大変だったと聞きます。(><)そいった困難を
くぐり抜けて今があります。
決して僕は商い上手ではありません。
どちらかと言う商売下手です。(笑)
ただ、この令和の世にご先祖や
当主たちが残した屋号をなんとか踏ん張って
守らせて頂いております。これからも
えびすやの事を守って頂きますよう
宜しくお願い致します。
今日の記事はご先祖・ご当主への感謝です。
えびすやの得意な仕事
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