寝具調整事例No.60『枕は何使っても大して変わらへん!』

2021年5月29日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 寝具調整事例,

『枕は何使っても大して変わらへん!』

 

 

と購入店で言われて弊店へ来られたお客様に
オーダー枕をお作りさせて頂きました。

 

 

マットレスを購入されたときに
枕も必要ですよと勧められ購入したものの
首から肩にかけて違和感があるので
相談するとそういわれたそうです。

 

 

確かに同じものをA店で買おうが
B店で買おうが手にするものは同じです。
これが家電製品であればそうだと思います。
しかし、枕はそうではありません。
枕に対する敷寝具との兼ね合いでピタッと
合ったり、全然だめになったりすることがあります。
その店の考え方やどう合わせるかという事を
考えてるかどうかによってその枕の良し悪しが
決まります。根本的に頭の形と枕の形状が
合ってるかどうか?という事が前提ではありますが

 

 

 

 

お話を伺ってい枕、敷寝具を調整していますと
ベッドで横になって頂いているときの仕草や
お話を伺っているとどうもマットレスが身体に
対し沈み過ぎている疑念がどうしても拭いきれないので
枕はお作りさせて頂きましたもののこういう場合は
マットレスが合っていない可能性があるという事と
弊店で調整したベッドは同じではありませんので
その差異によって枕が合わない事が考えられますので
その際には連絡を頂ければ再調整する旨をお伝えして
オーダー枕をお渡しさせて頂きました。

 

 

 

何使っても枕は同じという事はありません。
何使っても同じなら、この方はこれからずっと
枕に悩み続ける事になります。ちゃんと合わせれば
楽に眠れるはずです。たかが枕、されど枕
小さな頭を乗せるだけの寝具ですがここには
奥深さがあります。

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ 最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します

タグ: ,

羽毛ふとんのクリーニング

2021年5月27日 / 寝具のこと

 

 

先日、手洗いした羽毛ふとん
天日干しを繰り返し、しっかりと湿気を抜きました。

 

 

 

 

洗濯をしてふっくらとしました。

 

僕は自分自身で羽毛ふとんを洗うことがありますが
基本的にウオッシャブルに対応しているものを洗っています。
そしてできる限り負荷を掛けない様に押し洗いをし

脱水時間も短めで天気の良い日に出来るだけ素早く乾かせる
様にしています。単に洗濯機に放り込んで後は待つだけ
という事ではないんのです。

 

ウオッシャブル対応で肌ふとんなどの薄いものであれば
洗濯ネットに入れてふとん洗いモードなどで洗えば
洗えると思いますが基本的にはプロに任せる方が
無難だと思います。(業者さんによって上手下手はありますが)

 

 

経験上、側生地や中の羽毛の質や状態によって
洗いを繰り返すと吹き出してきます。種類によっては
3回目くらいにチョロチョロとファイバーが出てきます。
比較的強い生地で我が家で洗って試したものでも
6回目からチョロチョロと出てきました。また生地の
劣化が進んでいるものも破れが生じる可能性があります。
ウオッシャブルの生地でもポリエステルのものは
洗わなくてもフェザーが普通にチョロチョロと出てきたりします。
そして通気性が悪く吸湿発散も良くないので基本的に
ポリエステル生地は羽毛の良さが全く活かせないので
洗えるといってもお勧めしません。

 

 

中の汚れを綺麗にするという意味では洗濯は
おススメしますが洗うことによって生地のふきどめ加工が
緩んできて羽毛が出てきやすくなります。洗うという事は
羽毛が出てきやすくなるという事を意識しておきましょう。

 

 

通常はマメにカバーの交換、日干し(カバーを掛けたまま
すると紫外線を防げます)これらが基本です。そして
4~5年に一度くらい洗い、10年くらいを目安に仕立て直すのが
よいかと思います。シッカリとメンテナンスをされている方は
10ねん近くたっても羽毛の状態が良いです。逆に羽毛ふとんを
頻繁に洗うことによって羽毛がカラミあい、
ピリングを起こしているものもあります。また、その業者さんの
洗い方にもよるかと思いますが乾燥が強いと見た目よく
ふくらみますがダウンが壊れやすく、油脂分が奪われると
これもダウンが劣化する原因になります。

 

 

毎年洗うというのは羽毛ふとんを劣化させる原因になります。
そんなに洗う必要はありません。

 

まとめ

 

〇無理に自分で洗おうとせずプロに任せる
〇頻繁には洗わない。洗うことによるデメリットがある
〇頻度は4~5年に一度でOK。10年を目安にリフレッシュ

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ 最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します

タグ: , ,

寝具製作事例No.158『リフレッシュ出来る羽毛ふとんの一つの目安』

2021年5月23日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

羽毛ふとんの仕立て直しのご依頼で
羽毛ふとんを預かりに行ってきました。

 

 

ダブルサイズを使わなくなったので
シングルにサイズダウンして予備として
置いておきたいというご依頼でした。

 

 

最終的には全ての羽毛ふとん
一度開けて中身の状態を確認したうえで
どうするのが良いのかをお話をさせて頂くのですが
お客様の所へ伺う場合は玄関先で
ふとんを開けられません。(場合によって羽毛が舞ってしまうので)
その場合は見た目やふとんを押してみるなどを
して状態を確認して凡そのお話をして
店に戻ってから中身を見ます。

 

 

その良し悪しをご家庭で判断する
簡単な目安をご紹介します。羽毛ふとんを四つ折りにし
こんな感じで押してみます。

 

 

 

 

状態が良ければ戻ってきます。
元気がないと戻りが悪いです。その理由は
汗や皮脂がしみ込んで羽毛がべたついていたり
羽毛の損傷が激しかったりなどが原因です。
このような状態になる前にリフレッシュをしましょう。
状態が良い方がリフレッシュ代も安価になります。
回復具合も良いです。

 

 

今回、お預かりした羽毛ふとんは
かなり状態が良かったです!きっとマメに干す
カバー交換をキッチリされてたのだと思います
羽毛にも生地にもベトツキ感が全然ありません。
中身もファイバーと言う羽毛の千切れた
壊れたダウンも非常に少ないです。

 

 

 

ただ、見誤ったのはダックダウンだと
思い込んでいたこと。(><)これはグースです。
店に持ち帰り、開けてみて気付きました。

 

 

 

 

お客様の前で開けられないので品質表示を
鵜呑みにしてしまいました。ダックダウンを入れている場合
ホワイトダウンなど『ダック』と表記しない事が
多いのです。グースの場合は大抵はグースダウンと表記します。
それで、ダックダウンだと思い込んでました(^^;

 

 

それで後からお電話で中身の状態をお伝えする際
グースであり状態もかなり良いので足し羽毛も
しなくても済む可能性が高い(ダブル→シングル)事と
生地を少し良いものにして予備と言うよりも
普段使いを意識されてお作りされてみてはと
おススメさせて頂きました。

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ 最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します

 

メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

 

タグ: , ,

各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

フォローしてね

LINK

 

 

過去の記事はこちらで

クリックしてね!


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 豊岡情報へ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 舞鶴情報へ