洗ったから羽毛ふとんがふっくらするとはかぎらない

2017年10月27日 / えびすやにあるもの, 羽毛製品

今日の羽毛ふとんの目利きです。

 

 

『羽毛ふとんを洗ってもふっくらしない』

 

 

そんなご相談を受ける事があります。
丸洗いをすればふっくらと洗いあがると
思います。実際にふっくらとしますが…

 

全てのモノがふっくらとするわけでは
ありません。

 

 

いきなり黄金伝説の無人島0円生活で
よゐこがつくるチネリータってご存知ですか?
そんな指でコネコネ、チネッた感じのダウンがあります。

 

 

これは汗や皮脂、湿気により羽毛同士が絡んで
玉になっているものが見えます。これをピリングと言います。
これを放っておくとどんどん玉が大きくなっていきます。
こうなってくると丸洗いをしてもダウンは解れません。
場合によっては絡みが酷くなる場合もあります。
こうなると暖かい空気をダウンが含んでくれないので
保温力も低下してきます。

 

 

これは羽毛ふとんを解体して専用の洗浄機で
洗わないと解せません。ふとんのままだと
狭いマス目のなかでは十分に解せないのです。
羽毛リフレッシュでもふとんのまま洗って
乾かしてから羽毛を取り出して充填する方法が
ありますがこれと同じで十分に解せないのです。

 

 

羽毛リフレッシュとくふとん丸洗いとでは
役目が異なると考えて頂ければいいんじゃないかと
思います。

 

 

もし、クリーニングをしても思う様に
ふっくらしない場合は羽毛がピリングを起こしている
可能性もあります。そんな時はお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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羽毛ふとんをリフレッシュしてぬくぬくに!

2017年10月26日 / えびすやにあるもの, 羽毛製品

昨日、今日と4枚の羽毛ふとんを診断させて頂きました。

 

 

明日、仕様書を書いて工場へ送ります。
仕様は一枚一枚、異なります。お客様のご希望で
あったり羽毛の質や状態でも変わります。
新品であれば同じ羽毛ふとんは存在しますが
使い続けているうちにその人の汗のかきかた
カバー交換や干すなどの手入れの仕方などで
差が出てきます。

 

同じ日に夫婦それぞれ同じ羽毛ふとんを
使いだしたとしても10年経てば差が出ます。
どちらがご主人のモノかもだいたい分かります。

 

数年前に羽毛の相場がドン!と上がりました。
10年、15年前に買った羽毛ふとんと同じくらいの
品質を同じ値段で買う事は出来ません。その当時
よりも値段は高くなっています。

 

そこで、羽毛ふとんのリフレッシュというのが
とても良いのです。汚れて、劣化しつつある羽毛ふとん
から中身を取り出して水で完全洗浄し壊れた羽毛や
ゴミを取り除き、そして新たな羽毛を新しい側地に
充填して新品同様に蘇らせます。

 

 

さて、どんな風に仕上がってくるのでしょう?
様々な生地をご用意しています。

 

お客様から

 

『買った方が安くて得じゃない?』

 

とお話をお聞きすることがあります。
仮にとても品質の良い20万円のふとんを10年使って
おられたとします。そして羽毛のリフレッシュが4万円
かかるとします。同じ品質の羽毛ふとんを4万円で
買う事は不可能です。10年使っているので新品とは
言えませんが一般的に4万円で買った新品よりも
リフレッシュしたものの方が品質や使い心地は上です。

 

ただし、劣化が酷い場合はそうとも言えませんので
した方が良い場合、せずに新品を買った方が良い場合を
判断するために中を開けて診断しています。また、
軽くしたい、サイズを変えたい、今まで使っていての
不満などを改善するなどを組み込むこともできます。

 

いざ、羽毛ふとんに衣替えをしたものの
暖かさが…。そういった場合は羽毛リフレッシュを
すれば見違える様に蘇ります。

 

なかなか、ご自身では状態の判断はしにくいかと
思いますのでご遠慮なくご相談ください。診断致します。

 

 

 

 

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制作事例No.38『綿の力』

2017年10月24日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 綿製品

先日、母に頼まれて作った綿わた入りのこたつ敷
これが凄いんですね!暖かいのです!綿の力を
思い知りました。ふんわりとした綿の繊維の間の
空気がこたつのヒーターに温められ、電気カーペットの
様に暖かいのです。と言いましても電気カーペットの
暖かさとは異なり表現が難しいのですが優しい暖かさです。
そして綿わたの心地よさがあるんです。

 

 

実は採寸を間違えていたのでもう一度
作り直してみました。若干、生地が足らなかったので
足しております。今まで使ってた寸法違いの
こたつ敷きは…娘、自慢の段ボールハウスの中に
敷かれている様です(^^;

 

こたつ掛け、こたつ敷、そして天板の下の部分に
めん綿のこたつ敷。と綿わたフル装備にすれば
ホントに暖かいです。めん綿は断熱してくれるので
熱を逃がさない保温力があり、熱を保持してくれます。

 

こういった職人仕事をする前は綿の良さを
解っている様で解っていませんでした。これは自分で
綿わたを触って自分で作らないと気付けなかったと
思います。職人仕事をしていないお店はそこまで
綿わたをおススメしないかもしれません。僕がそう
だったので(^^;当然、めん綿の製品が置かれていない
寝具売り場では進められることもないでしょう。

綿の良さに気付き始めると
綿の寝具をお客様にその良さを伝えたり
どんな風に作られてるかをお話したり
お勧めするようになります。

 

綿はとてもいい素材なのです。決して古臭く
時代遅れの素材ではありません。逆にポリエステルや
ウレタンのふとんだらけになり、僕には新しく
見えます!

 

もちろん綿のいい部分だけではなく弱い部分も
ありますので、綿だけが良い素材という訳では
なくウールであり羽毛であり

真綿であり、自然素材の寝具を適材適所で使う人の
環境に合わせて使うのが一番いいんじゃないかと
思います。

 

 

羽織を解いたものをお預かりして
継いで小ぶりの合掛けふとんも完成しました。
絞りの生地はなかなか大変ですね。

 

 

 

特価でミニ座布団を作りましたので宜しければ
買ってやってください(^^)店頭に積んでおきます。
もちろん中材は綿わたを使っております。
これから暇を見つけて作っていきたいと思っております。

 

 

 

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ふとんのえびすや
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(京都銀行峰山支店前)
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