羽毛ふとんのクリーニングorリフレッシュ
2018年7月17日 / 羽毛製品
長年使用した羽毛ふとんはどうしても膨らみが
弱くなり保温力も低下してきます。ではそれを
どうしたら良いのか?
羽毛ふとんのメンテナンスには日常の
干す、カバーの交換などの他にクリーニングや
リフレッシュがあります。
クリーニングとリフレッシュの違いは
クリーニングは羽毛や側地に付着した汚れを
落とす事ですがリフレッシュはフルメンテナンスと
お考え下さい。
中身を取り出し、専用の洗浄機で洗い
同時に壊れた羽毛を取り除いて行きます。
絡んだ羽毛を解しふっくらとさせた上で
取り除いて目減りした(壊れた羽毛)分を
新しい側生地に補充します。
メンテナンスをする場合、主にこの2つになります。
〇クリーニングで十分可能な場合
〇リフレッシュをした方が良い場合
よく誤解を受ける事があるのですが
なんでも洗えば回復してしまうのかと
言うとそうではありません。
劣化が進むにつれて洗う事による更なる
劣化を進めてしまうケースがあるからです。
例えば、羽毛が絡み合い進んでいくと
カサがなくなりヘニャッ~とします。それは
皮脂汚れで羽毛がベタつきにより絡むからです。
洗う事によってこのベタつきはとれますが
絡みは余計に酷くなるケースがあります。
クリーニングが終わった状態の時は確かに
ふっくらしますが暫く使うと逆に洗う前よりも
カサが減っているかの様に感じる場合は
絡みが酷くなってしまっています。また、
クリーニングを重ねると羽毛の吹き出しが
目立つ様になります。
汚れを落とす事に関してはクリーニングは
OKです。臭いも取れます。しかし、洗う事は
それなりにダメージも受ける訳ですから劣化も
伴うという事です。クリーニングとリフレッシュ
とでは基本的に目的に差があります。
なので逆にそこまで劣化が進んでおらず状態が
良い場合であればリフレッシュよりもクリーニングの
方が良いと言えます。ただし、ご自分で洗わず、
上手なプロに任せましょう。そしてドライクリーニングは
×です。水洗いです。
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