カテゴリー「睡眠改善」の記事

6月25日の『この差ってなんですか?』睡眠の新常識

2019年6月26日 / 寝具のこと, 睡眠改善

 

 

 

最近、テレビを見る時間がめっきり減りましたが
たまたま、見た昨晩の『この差ってなんですか?』
仕事柄でもあるんですがジックリと見ちゃいました!(^^)

 

 

睡眠に関する研究と言うのは比較的新しい学問分野で
他の研究のことは判りませんが新発見が多い様で新たな
発見により学説が変わったりすることがあります。

 

 

 

リンクを張っておきましたが公式WEBにて
昨日の放映内容が大まかにまとめてあります。
(結構丁寧だと思います)

 

 

 

「睡眠のゴールデンタイム」は何時?

 

 

これはまさに最近、学説が変わった内容で
かつては10時~2時が成長ホルモンが最も

分泌される時間帯で「睡眠のゴールデンタイム」と
言われこの時間帯にはシッカリと睡眠を
取りなさいと言われていました。美容業界でも
盛んに言われていたと思います。

 

 

 

しかし…この内容
3~4年くらい前の研修会で聞きました。
え~!でした(><)

 

 

 

これは関係が無かったのです。寝てから4時間
なのです。成長ホルモンが分泌されるのは
記憶が曖昧なのですが寝る時間帯に

よっては分泌量の量に差があったような気が
します。(気になる方は調べてみて下さい)

 

 

 

10時~2時がゴールデンタイムと言われるように
なったのがこの研究をしていた方がこの時間帯で
研究してたことがそのまま…(^^;という事です。

 

 

 

 

「ホットミルクを飲むと、寝つきが良くなる」は?

 

 

 

元々、ホットミルクを飲むとよく眠れるというのは
説が独り歩きをした感があるんじゃないでしょうか?
確かに眠る前に適度な温度のホットミルクを飲む事で
リラックス効果をえる事で眠りやすさに繋がる事は
あり得るかと思います。

 

 

 

本来、ホットミルクが睡眠に対して効果があると
されるのはホットミルクにはトリプトファンと言う睡眠覚醒の
リズムを整えるメラトニン、睡眠、体温調節に関わる
セロトニンという前駆体の物質が多く含まれている事で
睡眠にとっては良い影響を及ぼすのですが
だからと言って直ぐに眠れるといった直接的効果の
あるものではないのです。。。それが直接的に効果が
あるものとして誤解されてたのかな?と思います。

 

 

「昼寝をすると、夜寝つきが悪くなる」は?

 

 

 

WEBに詳しく書いてあります(参照してください)が
その通りです。書いていない部分を補足しますと
これは昼寝の時間帯に問題があります。

 

 

高齢者に多いのですが昼寝を長く
夕方近くまで取るケース。これは睡眠リズムが後ろに
後退してしまい夜、寝付けなくなってしまいます。
これを睡眠相の後退と言います。そして、昼寝の
時間帯は遅くとも3時くらい迄、時間は15分くらい
長くとも30分以内にしましょう。

 

 

それ以上になりますと深い眠りに入ってしまい
深い眠りに入った状態で起きると怠惰感が強く
パッと起きて活動する事が出来ません。それを
コントロールしてくれるのがコーヒーです。
飲んでから大体20分くらいで覚醒作用が働き出しますので
良いストッパーになりえるのです。

 

 

「枕やマットは自分の体にフィットするものがいい」は?

 

 

これは大前提です。自分の身体に合わないものを
使う事は単に眠れないという話ではなく腰が痛い
肩が痛い、首がこる、腕がしびれる…。
そういったことまでも引き起こします。えびすやも
お客様に枕やマットレス、敷寝具をお買い求め
頂く時に最も神経を使い、徹底的に合わせる様に
しています。ここに書かれている事は正しいのですが…。

 

 

なぜ「枕やマットは硬い方がいい」のか?

 

 

この表現は誤解を生むところがあります。
お店に来られるお客様の多くが『硬い方が良い』と
思っておられます。しかし、相談に来られるという事は
身体と合っていないという事なんです。硬すぎると
身体の出っ張った部分にばかり圧が掛かり痛いので
上向き寝が出来ません。横を向きます。今度は腕が
痺れたり、首が突っ張ったりします。硬いと言っても
自分に身体に合う適度なもので尚且つ、誰も一律に
合う事はなく

 

 

人によって合うものは異なり、差も大きい

 

 

なので一概に硬い柔らかいというのは
言えないのです。ただ、番組は硬ければ良いと
いった内容ではなく

 

 

 

柔らかいモノへの良くないという意味への
硬いと言った表現でしたので番組内容は
間違っていないのですが硬いというのは
誤解を生む可能性が高いですね(^^;

 

 

実は柔らかい寝具を買った人のお話を
聞くと売り場で試し寝をした時にフワッ~と
して凄く気持ちよかった事が購入の
切欠となっているようですがこれはまずいです。

 

 

一瞬と一晩とでは全然違います(^^;
柔らかい寝具は身体の中で比重の高い
腰が特に沈み込みます。すると朝起きた時に
腰が痛かったりだるかったりする原因に
また、身体が過度に沈み込むと寝返りが
打てません。これも寝起きのダルさの原因。

 

 

 

そして、柔らかいという事は身体が必要以上に
沈み込みます。多いのが低反発マットレスです。
シッカリ沈み込みます(^^;低反発マットレスの場合、
あのフワッとした感触を活かす為、薄いシーツ
一枚で使ってくださいと言われるようですが
この場合必ず蒸れます。ムレムレになります。

 

 

では逆に高反発やラテックスなら蒸れないのか?
これもダイレクト若しくは薄いシーツ一枚に
寝ると蒸れます。汗を吸収出来たり逃がす事が
出来る様にする必要があります。えびすやでは
マットレス単体で寝る事はおススメしておりません。

必ずその上に自然素材の寝具を乗せる事を
前提としておススメしております。

 

 

昨日、番組を見てて思ったのはこんな感じです。
比較的丁寧でしたし、ほぼ内容は合ってますし
良い内容だったと思います。

 

 

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睡眠のバイブル改訂版

2019年5月16日 / 寝具のこと, , 睡眠改善

約10年ほど前に
僕は睡眠改善インストラクターという資格を
取得しました。恐らく、睡眠に関する最初の
資格ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

新幹線で東京まで行って
ついでに取引先や一度行ってみたかった
神保町の古本屋なんかに行きました。
懐かしいですね。10年があっという間です。

 

 

話を元に戻しますと
睡眠改善インストラクターの資格を
取得した時のテキストが変わったという事で
(一社)睡眠改善協議会さんから
ご厚意でテキストが送られてきました。
しっかり勉強してね!って事ですね!

 

 

睡眠学は比較的新しい学問という事もあり
新たな発見、研究結果がドンドンと
出てきます。この10年の間にかなり
進んでいるという事で改定されたのでしょう。

 

 

 

最近のふとん屋さんは
勉強家が多く、この睡眠改善椅子トラクターの
資格を持つふとん屋さんが結構いらっしゃいます。
こういう事は寝具店としてある程度は
学んでおいた方が良いですね。

 

 

睡眠のメカニズムを知っておくことで
生活習慣の何処に問題があるのか?
何処を改善すれば良いのかが解ります。

 

 

えびすやに寝具の購入・相談に
来られる方とお話をしていて???と
思う事があります。寝具の改善も
必要ですが、生活習慣の改善も必要な
ケースもよくあります。


 

 

例えば
身体、足先が冷えて寝付きが悪い場合。
寝具の保温力が脆弱な場合、ふとんに
入っても中々温まらず、足先も冷たく
なかなか寝付けない…。よくあります。

 

 

かと言って単純に電気敷毛布と
電気掛毛布に包まれて寝れば
快眠が出来るのか…。と言えば
そう単純な事ではありません。
身体は深い眠りについている深夜
体温は低下しています。心拍数も
呼吸数も低下し身体や脳を休めている状態。
その時、電気で加温し体温を
下げさせない様にするとどうなるでしょう。
良くないであろうことは想像出来ると思います。

 

 

 

しかし、その方の話を掘り下げて行くと
夕飯を食べる前にお風呂に入ってる事が
わかりました。お風呂に早く入り過ぎると
体温が下がり冷え切ってしまいます。
このお風呂に入る時間を寝る一時間前に
ずらしてやるだけで寝付きはよくなるんですよ。

 

 

赤ちゃんがウトウトしだした時に
足を触ってみて下さい。きっと暖かいはずです。
足先から放熱し、身体の深部体温を下げて
眠る態勢にはいってるんです。これと同じ様な
状況をお風呂に入り身体を温めてやるんです。
これ、結構効果的なんですね。

 

 

 

睡眠の事を勉強しておけば会話の中で
引っ掛かる事があればこんな風にアドバイスを
する事も出来ます。ですので寝具を
買う時などは自分が気にしている事なんかも
一緒に話してみれば、自分が必要としていた
寝具とは別のモノが必要だったり、全く
必要ない場合もあります。思いがけない
アドバイスが帰ってくることもあるかと思います。




勉強しておられる
寝具店さんは打てば響くはずです。
貴方にとっていいふとん屋さん見つけて下さい。




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寒さと枕

2019年2月20日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, , 睡眠改善


先日、技能士試験も終わりましたので
久しぶりに寝具加工でお世話になっている会社さんへ
行ってきました。

 

 

いつも何か面白い話が聞けるので
楽しみにして伺うのですが今回もまた
楽しいお話がありましたので
寝具を試作してみようと思っております。( ̄ー ̄)ニヤリ
直ぐには出来ませんが出来たらまたご紹介を
したいと思います。製造現場へ行くのは
楽しいですね。自身が技能士になって寝具を
仕立てる様になりしてる仕事の手間に掛かり方
仕事の丁寧さ、そういう事が理解出来る様に
なりました。作る人の気持ちを知る事は
大事な事ですね。

 

 

さて
今日のタイトルの枕についてのお話です。
寒い時と言うのは枕の悩みも出やすい時期です。
寝姿勢が乱れやすいのです。上向き寝が身体に
負荷の掛からない一番良い寝姿勢なのですが
寒い時、どんな寝姿勢をしてるでしょうか?

 

 

 

横を向いて縮こまって丸まってませんか?

 

 

 

寒くて縮こまるという事は身体は力んでる様な状態ですよね。
肩や首が凝ったりします。

 

 

何故そういう様になるかと言いますと
寝具の保温力が不足しているからです。これは
単に暖ければよい訳ではなく、蒸れる状態は
ダメです。寝汗で冷えたり、ふとんを蹴飛ばして
しまうと寝冷えや風邪の原因になります。
あくまでも電気で加温するのではなく
汗がシッカリ吸収できて自身の体温で
温もる自然の暖かみがベストだと思います。
敷寝具で言えば湿気をタップリと含んだたり
寝汗がこもっているふとん。掛けも保温力が
乏しいポリエステル綿のふとん。自然素材でも
長年使い続けた、綿ふとん、羽毛ふとんも
保温力が低下しています。

 

 

また、ふとんが身体にフィットせず
肩口に隙間があき、肩が冷える事もあります。

 

 

この場合、枕が自分自身に合っていたと
しても枕に違和感を感じてしまいます。
更に踏み込むと枕だけを合わせても改善
しない可能性があると言えます。

 

 

羽毛ふとんはIWATA社製。徹底洗浄したクリーンな羽毛が特徴。
アレルギーの原因は羽毛そのものではなく洗浄が不十分で不純物の残留が原因です。

 

 

ついつい、眠れない、眠りにくい原因を
枕に求めがちですが枕だけが原因とは言えません。
えびすやへ相談へ来られるお客様の7~8割
近くが程度の差こそあれ枕以外にも原因が
見受けられます。また、心意的要素で
寝付きが悪いと考えられる場合などは直ぐに
枕を買い求めず暫く様子を見るのも良いかと思います。



 

あくまでも枕は
様々な寝具の一つです。

 

 

 

 

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各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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