カテゴリー「睡眠改善」の記事

オタマジャクシが皮を脱ぐ。

2016年6月22日 / えびすやにあるもの, 睡眠改善, 羽毛製品

1652

 

『オタマジャクシが脱皮したら、皮はどうなるん?』

 

というのが疑問だそうです。大人になると素朴な質問ほどしにくくなる・・・。
もんですよね(^^;まぁ、人にどう思われようがわからないものはわからない
のだから聞けば良いのですが。

 

そう言えばふとん屋になりたての頃、メーカーさんや仕入先さんに
電話をするとその業界の言葉が出てくるわけです。チンプンカンプンな
こと一杯出てきましたね。今でも首を突っ込めば突っ込む程、解らない
言葉が登場します。業界の中ではそれは必要なんです。手っ取り早い
ですから。

 

でも・・・。お客様にはそんな言葉は極力使わない方がいいんです。
解りにくいですから、極力使わない様にと思ってても使っちゃうんですね。
ブログにもそういう言葉を使ってると思います。ごめんなさいね。(^^;

 

さて、ここ数日で実感したこと。
以前、”夏の副交感神経”という記事を書きました。そこでは
一年を通して夏が最も副交感神経優位に働き、一日を通して
夜が持っても副交感神経が優位に働く。真夏の夜が持っとも
身体が冷えやすく、特に一日の最低気温になる深夜の3~4時が
もっとも身体を冷やす。と大まかにはこんなことを書いています。

 

最近、子供らと一緒に眠ることが多く9時半くらいには寝息を立てています。
9時半といえば日中の熱気がまだ残っており暑いのです。子供らもふとんを
肌蹴ています。

 
僕にとっては9時半はちょっと早過ぎるわけでして、夜明け前くらいに
必ず目が冷めます。その頃になると子供らは肌蹴たふとんをまた被ってる
んですね。僕も肌寒く、その時にふとんを被りだします。

 
子供らがふとんを蹴飛ばしている寝入りは発汗量が多いんです。
ここで汗を吸収出来ない寝具は間違いなく蒸れ、寝汗も酷くなります。
そして寝床内にパジャマに汗が籠るようだと3~4時に外気温に冷やされ
余計に寒くなる。寝冷えの原因と言うのはこういうところに有るように
感じられます。

 

そう考えると

 

パジャマではなくジャージやTシャツなどで代用される
方が多いですがポリエステル系の素材は汗を吸収しなかったり
汗の逃げにくい作りだと寝汗をかきやすくなります。

 

 

寝具は体質の差や環境の差が大きいので一概には言えませんが
暑がりの人などは麻のパットなどをオススメしますし、掛け寝具などは
羽毛の肌ふとんなんかに涼感のあるカバーを掛けるのも良いかと思います。
環境の差と言うのはエアコンの有無などです。ご主人に合わせて
寒いと思いながらエアコンの環境下にいらっしゃる奥様など多いかと
思います。そんな時は合掛けふとんなどがあうでしょう。

 

 

長々と書いてしまいましたが、言いたかったのは(今更ですか?(^^;)
夏場は自分が思っている以上に冷えると言うことです。その
1番冷える時は自身が眠ってるので解らないのです。自分の
体質や環境によってそれを選択していきましょう。

 

 

夏=一律にタオルケット1枚なんてことはありません(^^;

 

1653.

 

これはご主人がエアコンを付けたい、奥さんは冷え性で
エアコンを切りたい。でも寝室は一緒。そんな方をイメージして
作ってみました。生地は一般的なものに比べて2/3で生地の
通気性も通常よりも高めで羽毛の良さを引き出し吸湿発散に
優れる作り。羽毛は肌ふとんより若干多めで保温力もあります。
お客様曰く、身体によく馴染み空気を着てるみたいに軽い
のだそうです(^^)

 

 

こんなのもオリジナルで作ったりしてます

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ 最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します

 

メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

タグ: , , ,

夏の副交感神経

2016年6月7日 / えびすやにあるもの, 睡眠改善, 羽毛製品

とある刷子を見ていると面白いことが書かれていたので
簡単にご紹介します。

 

人体というのは寒い冬は交感神経が強く働き
暑い夏は副交感神経が優位に働きます。冬に
交感神経が強く働く意味は寒い冬に体温を
一定に保つ為です。

 

一方、夏に副交感神経が強く働くのは
血管を緩ませ、表面積を大きくすることで
暑い夏に対応する為に熱を逃がしやすくしています。

 

が・・・。

 

熱を逃がしやすいということは熱の影響を受けやすいと
言うことでもあります。

 

1日の中でも交感神経と副交感神経それぞれが優位になる時が
あります。夜間は身体を休息させるため副交感神経が
優位になります。ということは夏場の夜間はもっとも身体は
気温の影響を受けやすいということです。

 

カラスの行水、エアコン、冷たい飲食物を摂取で身体はとても冷えやすいと
言うことにまります。体温が低下すると免疫力が低下します。
夏は冬以上にそれらの事に気をつけないといけません。

 

夏バテという言葉があっても冬バテと言う言葉がないのは
そういう意味かもしれませんね。夜間の睡眠環境では安易に
エアコンに頼り切るのではなく麻などの吸湿発散の良い自然素材かつ
夏用に作られた寝具を使いポリエステルやウレタンなどの石油系の
蒸れる素材は使わないなどの寝具の工夫を心がけるようにしましょう。

 

今日の羽毛ふとんの見立て

 

1625

 

羽毛ふとんのリフレッシュの依頼を受け、
中身の羽毛を取り出してみました。解りやすい事例がありましたので
ご紹介します。これは超大粒の良いダウン!ではありません…。
皮脂や汗などで汚れた羽毛や羽根が絡まり団子になった
状態のダウンです。こうなると完全洗浄(水洗い)をしてもなかなかほぐれません。

 

 

全体的に見てファイバー(羽毛が千切れてクズになったもの)が
かなり多かったのでダウンが結構ダメージを受けている様に見受けられ
リフレッシュをするかどうかのボーダーラインと判断しました。

 

 

えびすやでは実際に中を開けてダウンの状態を判断してから
羽毛リフレッシュをしております。それは『しない方が良い』『しても回復具合がイマイチ』
そういう場合があります。単に羽毛リフレッシュをお受けするというのではなく
そういったものをシッカリと目利きし、出来るだけ良い状態で手元にお返ししたいと
考えています。

 

 

シングロングルサイズ 31,320円~
(完全洗浄:水洗いで中から羽毛を取り出し専用洗濯機で洗浄)

 

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ 最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します

 

メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

タグ: , ,

自律神経ってなに?眠りと大きく関わります

2016年4月25日 / 睡眠改善

今日の丹後のお天気は晴れてて過ごしやすそうですね!

 

4/22の金スマで自律神経についてとても解りやすく説明して
いました。ご覧になれて分かりやすかったと思われた方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
金スマで小林弘幸先生がとても良いことおっしゃられていました。

 

1503

 

自律神経というのは心臓、胃、血管・・・など自分の自分自身では
動かすことの出来ない事をコントロールしているのが自律神経です。

 

自律神経が24時間365日、休むことなく生きていく為に制御し続けています。
身体が疲れれば眠るように司令が出ます。
食事をすれば胃で消化しエネルギーに変えて身体に送り届け
暑かったり寒かったりすれば体温を調整します。この自律神経が
乱れると・・・。身体に不調が出てきます。

 

自律神経は眠りにも大きく影響をしています。
自律神経には活動を活発化させる交感神経と
休ませる副交感神経の2つのバランスで成り立っています。

 

男性は30代で女性は40代で自律神経が乱れやすくなるそうですが
皆さんこんな事をお感じになられることはありませんか?

 

 

『若いころはもっとよく眠れたのに・・・』

 

加齢とともに眠りにくくなるのは事実です。これも自律神経が
影響していると言えます。

 

眠るときは副交感神経優位でリラックスした状態になる必要があります。

眠るときに交感神経が優位になると寝付けなくなります。
この自律神経のON・OFFを促す習慣と眠りに関わるお話をしたいと思います。

 

◎仕事が終わった後のストレス解消が・・・

仕事が終わった後、身体を動かしスカッ!とさせるために
ジムやスポーツで汗を流すかた多いと思います。身体を動かして
疲れてるのだからスッと眠れると思いますよね?実は激しい運動で
汗を流すことは良い眠りとは逆方向に向かい、交感神経を優位にさせます。
すると目が冴えて眠れないのです。ハードな運動をするのであれば
夜遅く、寝る直前までというのは避けましょう。
睡眠を促す運動として眠る前にストレッチやヨガなどをオススメします。

 

◎食事はいつするの?
先ほどのスポーツ、残業などで食事がずれこみ遅くなることが
あります。食事をすると胃が消化のために活発に動き出し、
これも交感神経が優位になります。すからあまり遅くまでやらずに
食事でしたら眠る3時間前にはすませておきましょう。

 

◎お風呂・・・。これも大事です。
仕事から帰ってきて直ぐにお風呂に入るかたいらっしゃるのでは
ないでしょうか?冷えで悩んでいらっしゃる方は特に寝付きが
悪くなります。身体が冷えきってしまうのです。眠むるときは
必ず発汗により体温を下げますので入浴により体温を上げ
眠る頃に下がりやすい状況にすると良いです。目安として
1~2時間(冬場は身体を冷やさないように注意)が良いでしょう。
また、お湯は40度前後でジックリとつかって身体を温めましょう。
シャワーやカラスの行水では身体は温まりません。

 

◎電気毛布は辞めましょう!
寒がりの方で電気毛布をお使いになられる方いらっしゃるかと
思いますがこれは自律神経に影響を及ぼします。自律神経には
体温をコントロールする働きがあります。それを電気で加温して
しまうと・・・。その働きが弱くなり、年々、高温にしていかないと
満足できなくなってしまいます。寝具をよく観察してみて
下さい。自然素材のモノを使ってますか?アクリルやポリエステル
などの吸湿発散の出来ない寝具を使っていませんか?こういうものを
使っていると寝床内に湿気がこもりこの水分で身体が冷えます。
保温力・吸湿発散に優れた自然素材の寝具を使いましょう!
そして、冷えが進行するに連れてどんどん寝付きも悪くなります。

 

◎パジャマを着ましょう!
眠る前には身体にスイッチを入れましょう!
オススメなのが”パジャマ”部屋着やジャージでいるとゴミ捨てにも
行けますしコンビニに出かけたりも出来ます。眠るということに
対してメリハリがなくなってしまうのです。身体に”寝る”という
習慣を意識付けるための儀式として身につけて下さい。
もちろんその時に着用するのは自然素材のものにしましょう。

 

◎睡眠に光やストレスは大きく関係します
光は覚醒を促します。夜は昼光色よりも電球色みたいな
赤みがかった色合いのほうが刺激しにくく眠りを準備する色と言えます。
日本では昼光色の蛍光灯が夜の家庭でも使われますが
ホテルに行くとほぼ電球色です。これにはそういう意味があります。

 

眠る前のタブレットやスマホを触るのも交感神経を刺激
してしまいます。光による刺激もありますが心の状態を揺さぶられる。
例えばホラー映画など見てるとドキドキしてきます。仕事の
メールなんかを見てしまうと明日の事を気にしてしまい。
リラックス出来なくなってしまいます。出来れば寝室内には
スマホやタブレット、仕事関係のものは持ち込まない方が良いでしょう。

 

乱文で申し訳ありませんがアフター5から眠るまでの時間を
イメージして思いつくまま書いてみました。22日放映の金スマの
内容とも重複している部分ありますが参考にして頂ければと
思います。自律神経は眠りに大きく関わっています。

 

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ 最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します

 

メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

 

タグ: , , ,

各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

フォローしてね

LINK

 

 

過去の記事はこちらで

クリックしてね!


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京丹後情報へ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 豊岡情報へ
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 舞鶴情報へ