カテゴリー「丹波の神社」の記事

『坂上田村麻呂の神勅』佐地神社

2016年1月6日 / 丹波の神社, 神社・歴史

丹波市青垣町にある神楽谷九ヶ村(檜倉、大名草、大稗、小稗、惣持、文室、稲土、市原、森)の
総社、大正期には県社に列せられた神社です。ネットで画像検索をしてると風情を
感じる神社ですので一度は行っておきたいと思い、仕事のついでに参拝してきました。

 

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決して、境内は広くありませんがとても雰囲気の良い境内です

 

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本殿の裏手に回ると気になることが

 

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盛土らしき上に隙間なく本殿が立てられています?
この盛土らしきものはなんなのでしょう?古墳?遺跡?

 

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神社を囲むようにお堀のような池があるのですが
水がとても綺麗です。近くに湧き水なのでしょうか?

 

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文字が剥げてて由緒等がココでは確認できませんでしたが・・・
同和三年(710年)に当時の丹波守であった坂上田村麻呂が
神勅を受け、息子の坂上刈田麻呂が社殿を造営したのが始まるのだそうだが
坂上田村麻呂が息子で刈田麻呂が父ではありませんでしたっけ??

丹波にはこの時期に集中的に建てられた神社が多く存在します。
丹波国が丹後と丹波に分割されたのが713年。一気に神社が
建てられたのも政治的な力が働いていたのでしょう。実際にはもっと
古くから何か合ったのでは??

 

祭神は天宇受賣命で天の岩戸開きの時に踊った神様で芸事の神様なのですが
暗闇から光を取り戻すことに一役買った神様です。
丹波市観光協会さんのWebによりますと

 

この神様は農業を守る神様で、暗闇の世界を舞踊で光明の世にしたように光・太陽の神様であったといわれています。
全面湖沼であった佐沼の水を抜き、水を治め(佐治)乾いた地(佐地)にしょうとして祈り場所をここに決めたといわれています。

 

あとから分かった残念なこと。。。
彫りが中井権次だったこと。ざんねん!見たかったなぁ。
御祭神 天宇受賣命
兵庫県丹波市青垣町小倉575   式内社・旧県社 佐地神社
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『意外な繋がりを発見!』一宮神社

2015年10月27日 / 丹波の神社, 神社・歴史

一宮(いちのみや)と書いて”いっきゅう”と読みます。
福知山市内の中でも結構大きく、歴史の古い神社です。

 

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麻呂子親王が707年に創建したのが始まりと言われています。同じ福知山市内に
ある古社『天照玉命神社』よりも古いです。案内板によると

 

丹波・丹後の国境の守護神として崇敬され、天正年間、福智山城なるや、
城中・城下の鎮守神として崇敬を集め、城主によって社殿の修復がなされ、
宝物、神饌田等の奉献もあり、現在は福知山鎮守・守護神としてのみならず、
全国各地方からの崇敬参拝者多し。

 

とあり、大変参拝者の多かった神社だと思います。本殿裏には摂社が
沢山あり、

 

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大原神社、稲荷神社、道祖神社、郷土祖先神、厳島神社、武大神社、常靖神社・・・。
数えてませんが沢山あります。参拝者にとってはここ一社でで様々な御神徳が
得る事が出来たのでしょう。意外なのは式外社のようで、これだけ古く規模があるのに意外でした。

 

一宮神社でおっ!と目にとまるのは

 

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鎌倉期に建てられた石灯籠。鎌倉期に建てれらたものは丹後では
大宮売神社溝谷神社 にあります。重要文化財にしていされています。

 

そして

 

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能舞台。これは福知山城内にあった朝暉(あさひ)神社から
払い下げられて移築されたものです。

 

そして、最後にもう一つ

 

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何気に石碑を見ると・・・。『出口なを』!!
出口なをと言えば大本教(正しくは大本)の開祖です。
大本教は大正から昭和に掛けて激しい宗教弾圧にあっています。
後継者の出口王仁三郎もよく知られています。まさか
ここでこの名を見るとは思っておりませんでした。

 

追伸:宮司さんが常駐していらっしゃるのでタイミングさえ良ければ
御朱印が頂けそうです。(^^)

 

御祭神:大己貴命(大国主命)
京都府福知山市堀2249  府社 一宮神社

 

 

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『庚申信仰の中心地』梅田春日神社

2015年10月22日 / 丹波の神社, 神社・歴史

こちらの神社も唐鞍神社同様、国道9号線沿いにある気になっていた神社です。
気にしつつも中々寄れませんでしたがやっと参拝することが出来ました。

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文永年中(1264~1274年)大和三笠山より勧請され、後に梅田神社と合祀され
梅田春日神社となりこの地にご鎮座されています。参道を登ると

 

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府登録文化財の梅田春日神社の本殿があります。
梅田春日神社よりも古くからココにあったのが摂社となる猿田彦神社。
1枚目の写真の鳥居と
参道は猿田彦神社の参道になります。

 

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コレなんだと思います。千羽鶴のように吊られていますが
これは猿です。猿田彦神社だけにおサルさん!手縫いの奉納猿です。
摂社の猿田彦神社の方が目につきます。この猿田彦神社はこの近辺の
古くからの庚申信仰の中心地だったそうです。アタの雑記さんによると

 

往古は梵天帝釈天と称し、60年毎(庚申歳)に開帳を行います。神仏習合当時は
京都三宝院配下の高原村字蕨(わらび)の<大福興寺が出張開帳をしてきたそうですが、
維新の際の神仏分離で今の社名に改称しました。

 

御本尊である帝釈天の木像がこの三間社の社殿にあるそうです。

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狛犬ではありませんね。やっぱりお猿さんです。
 

御祭神:武甕槌命、天兒屋根命、経津主命、比売神

京都府船井郡京丹波町水原宮ノ下  旧郷社 梅田春日神社

 

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睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
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