カテゴリー「丹後の神社」の記事

『麻呂子親王の墓を見下ろす』葉山神社

2016年3月7日 / 丹後の神社, 神社・歴史

丹後町の是安に鬼退治伝説の主人公である
麻呂子親王の墓があると教えてもらっていたのですがそれがイマイチ何処かが
把握しきれずにいました。この近くへ配達に行く機会がありお客様に
教えてもらって行ってきました。

 

田んぼの中の一本道を抜け小山を登り

 

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墓地を抜け一本道を更に進みますと
山の中腹に平らな土地が現れ

 

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なんと!

 

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朽ちたお寺の様な建物があります。

 

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神宮寺の観音堂の跡の様ですね。
この時、やっと気が付きました。鬼伝説に出てくる丹後七仏薬師が
祀られていた神宮寺とはココの事だったんですね。残念ながら以前写真で
みたお堂の形は維持出来ておらず残念なことに・・・。かなり昔から
既に廃寺だったようです。

 

この神宮寺跡の更に奥に

 

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葉山神社(神宮神社)がありますが御神体はもうありません。
麓にある松枝神社に合祀されています。松枝神社の祭神は
松枝大明神、麻呂子親王の皇弟が祀られています。
大江山から始まり丹後町の立岩へ向かって丹後には
麻呂子親王の軌跡がたくさん残っています。

 

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神宮寺跡の奥には麻呂子親王の御廟があります。
御廟というのは御霊を祀る所と言う意味でお墓と考えても
良いのでしょうか?案内板にはお墓と書いてありますし。

 

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行く機会がなかなか無くてまだまだ回りきれてませんが麻呂子親王の
軌跡を追っかけております。(^^)次回は同じ京丹後市丹後町にある鬼神塚へ
行ってみたいと考えております。

 

御祭神 不明
京都府京丹後市丹後町是安小字神宮  葉山神社(神宮神社)※現在は松枝神社へ合祀

 

 

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徐福上陸の地『新井崎神社』

2016年2月17日 / 丹後の神社, 神社・歴史

寝具製作技能士の試験も終わって一段落付いたことですし
一緒に試験を受けていた仲間からの頼まれモノを買いに行ってきました。

 

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籠神社で販売されている御朱印帳です。紫色で菊の御紋入り。
高貴な雰囲気が漂っております。一冊1500円ですがサービスで
御朱印も書いて下さいます。

 

折角、ここまで来たのですから久しぶりに・・・。
徐福が上陸したと言われる新井崎神社!

 

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新井崎神社へ行ってみました。最近、参拝者が増えているのでしょう。
狛犬など、少しずつ整備されてきています。いつも不思議に思うのが
何故、神明鳥居なのか?しかも朱塗りで。

 

対岸に見える冠島(今日はあまり良く見えませんでしたが)に対して

 

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建っている鳥居は明神鳥居なんですよね。何故なのでしょうか?

 

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新大明神口碑記には何が書いてあるのかはよく解りませんが
その中に『「丹後奥郡澄之江の里は、龍宮城と同所にして異名なり』と書かれてるそうだ。

 

丹後には浦嶋伝説。この近くにある宇良神社は浦嶋子が祭神です。龍宮城も
浦嶋伝説に登場する常世です。徐福上陸の伝説の他にも浦嶋伝説が匂います。

 

一方、徐福は秦の始皇帝に東方の三神山に不老不死の霊薬があると進言をし
3,000人もの人を率いて日本を目指したと言われています。様々な技術を持つもの
五穀などの種、そういったものが日本へ大きな影響を与えたとも言われています。

 

 

『丹』と言うのは不老不死の薬を練り上げる原料の事で硫化水銀の事を指しています。
唐の皇帝はこの丹で練り上げた薬によって命を落としたと言われています。
徐福が始皇帝に提言したの不老不死の霊薬と言うのは『丹』を指していたのかもしれません。
丹後(丹波)の丹は硫化水銀の事を指しているのかもしれませんね。

 

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御祭神:事代主命、宇迦之御魂神、徐福
京都府与謝郡伊根町新井      新井崎神社

 

 

 

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『丹後にある2つの天女のやすらぎの地』奈具神社

2015年12月22日 / 丹後の神社, 神社・歴史

久しぶりの神社の話です(^^;
ハクレイ酒造さんへ寄った帰りに前々から行きたかった
由良の奈具神社へ寄ってきました。通りから離れた所に
あるので分かりにくいんです。探しても探しても場所が解らなかったんです。

 

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由良のメインストリートから参道が始まります。
ここより、少し先に大きな由良神社が有ります。

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僕の好きなロケーション。
参道を京都丹後鉄道の線路が横切ります。
ココを渡り山の手へ向かうと

 

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弥栄町船木にある奈具神社と主祭神は同じ豊宇賀売命です。
丹後国風土記に出てくる奈具社の論社にあたる神社です。

名前はやすらぎを意味する「奈具志久」に由来するそうだ。
京丹後市弥栄町船木になる奈具神社からの勧請されたと言われていますが
僕も個人的にはそうじゃないかな?と思っております。

 

丹後国風土記にでてくる奈具社というのは
比治の真奈井に降りた天女の羽衣を和奈佐の老夫婦が
隠してしまい、天女は天に帰れなくなりました。
そして、子供のいない老夫婦は天女にこの地にとどまるよう
懇願され、比治の里の老夫婦の元に残ることになった。

 

そこで天女は素晴らしい酒を作った。いっぱい飲めば
万病に効くという。天女のおかげで老夫婦は大きな財を
成したが『私達の子ではない!』と追い出してしまう。

 

露頭に迷った天女が行き着いたのが奈具の村。
ここが天女にとってのやすらぎの地となったそうだ。

この話は丹後国風土記に出てくる奈具社の祭神に
纏わる伝承の話です。

 

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拝殿には冬支度がなされています。

 

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どなたの作かは解りませんが素晴らしい彫刻です。

 

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ここを車で突っ込むかたいるんでしょうか?(^^;

 

 

御祭神 豊宇賀売命
京都府宮津市由良宮ノ上3537-1  式内社 奈具神社

 

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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