カテゴリー「寝具のこと」の記事

寝具とカビの話

2020年12月28日 / 寝具のこと, 日々の話

先日、カビ研究の第一人者である浜田信夫先生のお話を
拝聴してきました。

 

 

カビはふとんとは切っても切れない関係です。
今の時期にふとんを迂闊にも敷きっぱなしにすると
ふとんの裏には黒カビが…。

 

 

お客様からのふとんにカビを生やした時、
ご相談をいただくことがよくあるのですが(特に冬)
カビをふとんに生やしやすい環境といいますか住まいと
言うのがあるんです。これは僕の経験則の話ですが

 

〇家の脇に川が流れていたり、川沼がある。
〇家の裏手が山すそ
〇寝室が北側で一階

 

こういうところでよくカビを生やす事例があります。
先生も住居によってかなり左右される事があり、
ひどい場合は住居の床下工事などをしないとどうにも
ならないらしい…

 

 

寝室は出来れば二階の方が良いです。僕自身も経験上
寝具を収納するのは二階の惜しい例をお勧めします。
上段ならばmore betterです。湿度が低いからです。

 

 

そして、近年急増しているカビを生やす事例は

 

 

〇加湿器の使用

 

 

例えば、寝室の気温が低いまま加湿器を使用すれば
部屋中が結露します。寝具を始め、吸湿性のある素材は
吸収します。加湿器の使用は十分に注意が必要です。
個人的には使わない方が良いのでは?と思います。
鼻は加湿器・空気清浄機の役割をしています。鼻から吸った空気は
鼻の粘膜で異物は絡み取られ、空気は温められ、湿気を帯びて
肺へと向かいます。元々、人間にはそういうシステムが
備わっております。鼻呼吸をすることで改善できるのでは
ないでしょうか?

 

 

最後に浜田先生から聞いた意外な真実…。

 

 

近年、カビの被害はどんどん増え、私たちの
暮らしを悩ませているものだと思い込んでいました。
ところが…。室内のカビは30年で1/10に減少している。
しかし、カビの苦情は減少していないそうで
清潔に対して敏感になっているのかもしれません。
ちなみにダニも減ってるそうです。

 

 

最後に…。
寝室の湿気の帯び方には大きく差があり、環境に大きく左右されます。
それらを踏まえたうえで除湿対策をしましょう。
特にフローリングに直敷することが、加湿器に使用で
カビを生やす事例が多いです。
バスタオル、除湿マット、すのこを敷くなどの直敷を
避けたり、ふとん乾燥機の使用などの対策を取りましょう

 

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加湿器には気を付けて

2020年2月25日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 日々の話

 

の画像は以前、確か敷きっぱなしでやっちゃった
ふとんの生地がカビで浸食されてしまった状態です。
こうなると洗ってカビ汚れを落とすとかいう問題を
過ぎた状態です。

 

今年は幸いなことに気温が高いせいかあまり結露や
カビに関する問い合わせや、相談が今冬は今の
ところありません。

 

しかし…。暖冬だからといって大丈夫かと言うと
そうじゃないのです。気を付けないといけない
事例をご紹介します。例えば

 

(ウレタン)

 

①風邪やインフルエンザで数日寝込む
②ウレタンやポリエステル素材の敷ふとんをダイレクトに寝ている
③加湿器を使っている

 

 

①は一日の大半をふとんの中で過ごす上に
高熱で沢山汗をかいているので一気に敷寝具へ
透湿していきます。吸湿発散性の良い敷寝具
通気性のあるマットレスでも注意しましょう。

 

②はポリエステルの硬綿の寝具、ウレタンマットレスに
を使っている場合。寝具が吸湿しませんので
自然素材の寝具の様に吸湿せず、汗が透過する量が
多くなります。

 

③は盲点かもしれませんが加湿器の仕様は注意が必要です。
冬は気温が低いので空気中に水分をあまりため込むことが
出来ません。そこへ加湿器を使うと空気中に含む事が出来ない
湿気が床やガラスで結露し、湿気を含んでくれる寝具へと
向っていきますのでより結露しやすくなります。よくあるのは
ベビーベッドで加湿器を使い、寝具を敷きっぱなしで…。(><)


上記以外にも注意して頂きたいのはフローリングの
直敷は危険です。結露しやすいです。マットレスも
ウレタンは結露しやすいので除湿マットを併用する
などの注意が必要です。また、マットレスの上に乗せる
敷寝具は吸湿性のある自然素材のものを使いましょう!
吸湿発散しますので結露しにくくなります。

 

 

もうすぐ春ですが後しばらく結露しやすい時期が
続きますのでご注意を!過去にカビや結露について
ふとん乾燥機の使い方やすのこベッドやマットレスに
ついてなどの記事をかなりアップしてると思います
ので検索から探してみて下さい。

 

 

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お客様からのご相談で羽毛診断

2020年2月7日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと

数日前にお客様から

 

 

 

『30年以上前のふとんだがまだ快適に使えるでしょうか?』

 

 

 

そんなご相談を頂きました。
30年も経つと使えない…。と思ってしまう
かもしれませんがこれは状態次第です。
話を詳しく聞いてみると全く使っていないそうだ。

 

 

こればかりはみて見ないと何とも言えないので
持ってきて頂きました。

 

 

 

 

 

昔の羽毛ふとんは品質表示を見ると『水鳥羽毛100%』と
表記してあるものが結構ありこの場合はダウン率不明で
開けるとダウン率が低いケースによく出くわすのですが
今回はその下にダウン率90%と表記されていました。
羽毛を押した感じは悪くないです。

 

 

ただ、快適に使うという事であれば
手を加える部分はたくさんあります。
長年収納ケース(昔は不織布ではなくナイロン)に
入れたままですので羽毛は癖がついて
縮こまっている事が考えられますので
解体して、スチーム処理などを施したり
側地をもっとソフトなものにしたり縫製を
変えるといった事をすれば良くはなります。

 

 

しかし、今回はご本人さんは他の寝具を
快適に使っておられる事と羽毛の状態も
悪くないので今回は長年の収納で気になる
カビ臭さを取り除くために水洗いを施す事を

提案させて頂きました。

 

 

ふとんの丸洗いでよくある誤解ですが
洗えばふとんの状態が良くなると思い込まれて
いる事です。臭いや汚れは除去出来ますので
この事に関しては良くなると言えます。
反面、洗う事による劣化もあります。例えば
綿ふとんなどは油脂分が奪われるので
綿の風合いが失われ、パサパサになり
綿切れを起こしやすくなったりします。
羽毛ふとんも場合によっては羽毛の絡みが
酷くなりカサが無くなったり生地から
羽毛が噴き出しやすくなったりします。

 

 

ですのでメリットとデメリットを把握した
上でふとんにダメージを極力与えない様に
洗いすぎない様にしましょう。その時には
ちゃんとした技術のあるプロに任せる事が
ポイントです。コインランドリーで洗って
失敗した…。よくある話なのです。

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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