寝具調整事例No.80『寝具の寿命は?』
枕では解決しない事もある
えびすやはもうかれこれ17~8年くらい前からオリジナルオーダー枕を扱いだし、その過程で分かったことは『枕で眠りが解決するものと解決しないものがある』当たり前の事と言えば当たり前の事です。でも首が痛い・肩が凝る・腰が痛いなどといった枕から来る原因でもあるが別の原因も起因していることもあります。だから、色んな枕を買ってもなかなかしっくりくるものが見つからないのです。今回来られたお客様もオーダー枕をご来店いただきましたが枕も原因として含まれるが別のところにもありました。
寿命
車や家電製品などは動かなくなるので誰が見てもハッキリと故障しているというのが分かります。しかし、寝具はどうでしょうか?破れたり、中身が噴出したりしないかぎり『使えない』とは思いませんよね?寝具というのは本来、身体を休める物ですがそれを使うことで過去に体感しなかった辛さが出るのであるならば『故障』と考える事が出来ます。しかし、なかなかそこに思考がたどり着かず、身体の調子の悪さを整骨院などで解決を図る方もいらっしゃいます。
(えびすやオリジナルウール100%敷パット:通常のウール製品よりもヘタリに強いです)
加齢とともに眠りは変化する
そして、寝具だけではなく身体も加齢とともに変化してきます。学生時代であれば適当に雑魚寝でちょっと仮眠をとっただけでそのままアルバイトに行ってもなんとかなりました。しかし、これが40~50代で同じことをしてしまうと翌日は全く仕事にならず身体も辛いでしょう。若ければ寝具の状態が悪くても誤魔化せたことが誤魔化せなくなり、自分の身体に合った寝具が必要になってきます。
寝具の劣化は不眠愁訴に…
今回、ご来店いただいたお客様は枕のご相談でしたが、長期使用による寝具の劣化(ヘタリ)が原因で正しい寝姿勢が出来ずに身体に負荷をかけていました。それがなんども中途覚醒をひきお越し、首の痛みや背中の痛みなどの原因になっていました。そこで新たに敷寝具類を新しくし、ご自身の身体に合うものにセッティングさせて頂きました。(自分に合わないものを選んでしまうと解決しません。)
眠れない原因は『枕を代えれば解決するかも?』と思うかもしれません。解決することもありますがそうでない場合も多々としてあります。今回は敷寝具が原因でしたが眠れない原因は多様です。まずはそれが何なのかを知る事が第一歩です。
えびすやの得意な仕事
羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
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