カテゴリー「えびすやにあるもの」の記事

寝具調整事例No.58『たったこれだけの差で首が疲れる枕』

2021年3月7日 / 

先日、オーダー枕をお作りさせて頂いた
お客様の枕の再調整です。

 

 

枕はどんな敷ふとんを使うかによって全然変わります。
だから、闇雲に枕を買っても合わない。そんな
ケースはよくあることです。まずは合わない原因は
何処なのかを探る必要があります。

 

 

敷寝具から一式見直し、オーダー枕もそれに合わせて
お作りさせて頂きましたが、若干どうしても首に疲れを
感じるということでの再調整です。

 

 

 

 

お作りした枕の首から後頭部にかけての部材を
少し抜いて微調整しました。すると…。
『あっ!なんともなくなりました。大丈夫です』と
調整で高さとフィット感がちょうどよい状態に
なったようです。

 

 

でも調整した量は写真の通りたったこれだけです。
それだけでも変わります。人によって頭の形が異なり
感じ方も違いますので大まかに合っていれば何も
違和感を感じない人もいらっしゃいますが少しの事で
違和感を感じられる方もいらっしゃいます。

 

 

弊店ではそれなりに種類を扱っておりますが
基本的にはオーダー枕を含めて調整できるものを
おススメしています。枕だけではなく敷寝具が身体に合っておらず
それが原因で首が痛い肩がこるなどの症状が出ている場合
枕だけ変えてもなかなか合わないです。敷寝具を同時に
見直す場合は高さが調整できないタイプのものを
使っても大丈夫かと思います。(ただし、ちゃんと合わったものを)

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
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寝具製作事例No.152『レトロな生地で仕立て直し』

2021年3月6日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 綿製品

レトロ調の生地で和ふとんの仕立て直しです。

 

 

 

僕は職人になる前に綿はどういう入れ方をしてるのかを
他の職人さんの所へ見せてもらいに行ってました。

 

 

僕が一番最初に掛ふとんを作っているのを見学させて
貰ったところは生地の中に綿を入れる作業が
パタパタと綿を折りたたむような感じで10分くらいで終わり
こんなに早いんだ!と拍子抜けをしてしまいました。

 

 

やがて、ふとんの作り方を内閣総理大臣賞を貰った方に
習いだすと作り方が全然違うんですね。

 

 

ある程度、自分でつくれる様になっても
どんなに急いでも綿を入れるだけの作業で30分は掛かります。
その違いを一つ一つ教えてもらうとなるほど!と思いました。
簡単に言うと、いかに短時間にたくさんのふとんを
作るための作り方をしているかどうかです。時間を争う
数をこなす必要のある仕事内容ならばそういう作り方が
必要となります。もっと言うならば
あらかじめふといの形に
成形された綿をスポッと側地に被せる

機械での作りはもっと早くあっという間です。

 

 

これはどの作り方がダメとか良いというわけではありません。
機械で素早く仕上げるのと手仕事でも仕上げ方では
使い心地などに差があり、その差の分は価格に
反映されています。良いものをお求めになるのであれば
丁寧な作りをしたものの方が良いでしょう。

 

 

ちなみに僕は寝具製作技能士(国家資格)の方がする
スタンダードな基礎的な作り方をしております。
時間のかかるやり方です。それは僕が教えを
受けている方が『良いものを作るにはまずは基礎』と

いう考え方だからです。一つ一つの工程の意味を理解した
上で応用をしないとよい仕上がりにはならないからですね。
そして、一番大事なのは

 

 

『良い仕上がりになりますように』

 

 

と思いうながら仕事をすることかと思います(^^)

 

 

 

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日本は木の国

2021年2月26日 / えびすやにあるもの, ベッド・マットレス

えびすやはかなりの狭小店舗ですので
あれこれ色んなものを置くことが物理的に出来ません。
ですので当店が扱うには相応しくないと
感じていたものはだんだんなくなりました。

 

 

その代わりに何を置くようになったかと言いますと
一人一人の身体に合う敷寝具を使っていただく為に
マットレスなどの敷寝具が増えました。寝試しして
もらうためにベッドが必要となりベッドを増やして
行きました。

 

 

当初、ベッドへの認識が薄かったんだと思います。
良い国産ベッドをの傍ら手頃な輸入品も扱っておりましたが…。
やはり、国産のシッカリと作りこまれたものとでは
全然違います。

 

 

さらに!日本中にヒノキや杉の針葉樹が
植林されてるし、国産でベッドを作っている
木工メーカーさんがたくさんあるのに…。

 

 

 

今現在は5台の国産の無垢材のベッドを
置いています。それぞれ特徴があり良さがあります。
一番上はどっしりとした安定感。
二番目はマットレスとの接地面が少なく
通気性に優れ吸湿発散に優れた桐のみで
作られています。湿度の高い丹後に最適です。
四番目は外宮の式年遷宮の際に使われる
東農ヒノキの間伐材でシンプルかつ重厚に作ったベッドです。
間伐材ですが節は少なく、香りが特に高いです。

 

 

ベッドは家具というよりも寝具ですね。

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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