敷ふとんの裏がベチョベチョになってませんか?
2014年1月28日 / ベッド・マットレス, 寝具のこと, 日々の話
朝起きた時に敷ふとんをめくると
『あぁぁぁ~ふとんベチョベチョ…』
なんて事を経験されたことがあるかと思います。
この時期、よくやってしまうことなのです。
身体から発した汗(水分)の約70%は敷ふとんへと
向かいます。表面は体温で暖めらて気になりませんが
床に近い部分ほど温度が低く、結露してしまうのです。
特にフローリングの上での直敷は危険です。
そして、吸湿性の乏しいポリエステル製の寝具などは
繊維が汗を殆ど吸湿せず下へ下へと透過していき
温度の低い、床面近くで冷やされて結露をしてしまいます。
そこで結露やカビを生やさないポイントをご紹介します。
◯ポリエステルやウレタンの寝具を使わない
先程の通りです。吸湿性の高い自然素材の寝具を使いましょう。
◯敷きっぱなしにしない
敷きっぱなしにしていると結露していることに気が付きません。
裏面は結露してても表面は結露しません。
◯朝起きた時に必ず裏面をチェック
しっとりと湿っている場合はこんな感じで裏面を空気に
これだけでも大分、変わります。また『スノコを敷いているから安全』
という訳ではありません。空気の流れが出来ますので敷くほうが
良いのですが過信していますと
『シマウマ状にカビを生やします』
◯一枚敷よりも二枚敷
マットレスなどを重ねて二枚敷にする方が湿気が逃げやすく
なりますし耐久性も上がります。また寝心地も良くなるでしょう。
ただ、ウレタン系のマットレスは結露しやすく感じます。
例えばこのマットレスは体積の約95%が空気になって
空気の流れを作り、湿気をこもらせない様な作りになって
います。万が一、汚しても洗えます。
◯除湿マットを敷く
敷ふとんのしたに吸湿剤が使われているマットを敷くと
結露しません。ただし、許容量がありますので一杯になると
干す必要があります。そして出来るだけ良いものを使って
下さい。すぐに一杯になったり吸収の悪いものがあります。
◯布団乾燥機を使う
この時期、天日に干すことが難しい季節です。干せない分
布団乾燥機で代用する事は効果的です。
いろいろと方法や対策はありますが必ずしもコレだけすれば良い
ということは言えません。と言いますのも人によって使っている
寝具や寝室の環境も異なります。もっと言えば家の立地でも
湿度が全然変わってきます。
もし、こういった事でどうしたら良いのかお困りでしたら
当店へお気軽にお尋ねください。
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