寝具制作事例No.85『羽毛ふとんリフレッシュ出来上がり!』
2018年11月10日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品
先日、目利きをした羽毛ふとんのリフレッシュが
出来上がりました!
やはり、質の良い羽毛は出来上がりも良いですね。
これは元々の羽毛の質が良い事と羽毛の劣化が
あまり進んでいない。進み過ぎていない事の2点です。
これは単に元の羽毛が上質なものかどうかだけでは
なく、羽毛ふとんの縫製の仕方、日頃のメンテナンス
カバー交換、日干しなどにより劣化具合が変わります。
通常、羽毛ふとんは陰干しで風を通す事が
一般的なのですが湿気を抜く事で羽毛の劣化を
抑える事が可能です。日干しが推奨されないのは
側生地が紫外線によって劣化する事が懸念される
からでありカバーを掛けたまま干せば問題
ありません。
畳んでいる方の羽毛ふとん
本掛けですが1.1㎏の充填量です。少な目ですね。
生地が軽いので控え目な充填で済む事もありますが
羽毛の質が良かったので目減りも少なくよく
膨らみました。
そこにはもう一つ良い状態にリフレッシュさせる事が
出来た理由があります。それは…
『放置し過ぎず、早めにリフレッシュする』
当たり前と言えば当たり前のことですがこれ大事なんですね!
最近、ペタンとしてきたなぁ。。。
暖かくないなぁ。。。
と感じてきて気になりながらも何年も放置していくと
その間に劣化は進んでいきます。劣化が進み過ぎると
リフレッシュが不可能な状態になります。どんなに
元が良質で良い羽毛だったとしても劣化が進み過ぎると
同じ事で回復させることが出来ません…。そうなると
心苦しいのですがお断りせざる得ないのです。
リフレッシュを無理にしても直ぐにヘタったり
新しいものを買った方が良かったりします。
『早め!』重要キーワードですね。
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