カテゴリー「えびすやにあるもの」の記事

寝具調整事例No.76『獣毛繊維のマットレス』

2022年9月28日 / らくだの敷きふとん, ベッド・マットレス, 寝具調整事例

 マットレスがヘタったの機にベッドスタイルに変更される女性のお客様からのご自身の身体に合った敷寝具を選んで欲しいとのご相談頂きました。何時もの敷寝具調整をした後で
お客様の身体に合う組み合わせ3種類ご提案をしたところ。。。感触が一番自然に近いとの理由で選んでいただいたのがコレ。

 

 

 

 

 

 獣毛繊維のマットレスです。通常マットレスと言えば金属製のスプリングであったりウレタンなどが一般的ですがこれは動物の毛です。(中芯は違いますが)硬くてクッション性の強い『ヤク』、保温性、吸湿発散に優れる『駱駝』の毛を使っています。

 

 

 

 

 

 こんな感じです。因みに、量産品ではなく一枚一枚、手作業で職人さんが作るオーダー品です。

 

 

 

 マットレス単体ではかなりハードです。シッカリしてます。でも単に硬いというわけでは無くクッション性があり受け止めるといった感じの寝心地です。女性には硬すぎますのでラクダの敷ふとんを重ねる事で丁度良い、適度な硬さと沈み込みへと調整しています。これだけ、らくだの毛を使えば、蒸れ感はまずありません。寝床内を適度な状態に調湿してくれます。そして冬、あったかいです。(夏は吸湿発散が良いので背中がサラリとします)そして、その上にはオーガニックコットンで作った多層式のガーゼパットを敷いております。いう事のない組合せですね!

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら

 

 

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寝具製作事例No.192『和綴じ正方形こたつふとん』

2022年8月31日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 綿製品

和調の僕好みの生地でこたつふとんを
仕立ててみました。

 

 

 

裏地はエンジにしてみました。

 

 

 

 

柄は和傘ですね!かわいいです!僕的に(^^)
この柄ではキルト仕立は合わないと思いましたので
和綴じにしています。

 

 

ミシンの性能にもよるのですが
キルティングの仕立にすると綿をあまり入れられないという
欠点があります。ミシン針が通らないのですね。
綿をたくさん入れればそれで良いというわけではないのですが
綿100%でそこそこシッカリ目に綿を入れるのであれば
やはり和綴じになります。

 

 

和綴じの欠点は手間がかなり掛かる事。
綴じる箇所が普通のふとんと比べて劇的に多いのです。
キルティングは協力工場さんにお願いするので
僕自身の手間はかかりませんが…(^^;

 

 

今年の冬は電気代が高くなることが避けられませんよね。
そんな時、ポリエステル綿のうすいこたつ布団なら
どうなるのでしょうか?熱が逃げてしまいます。。。
綿わたをシッカリと入れた昔ながらのこたつふとんは
熱を逃がさないので温度設定を低めにしてても
十分に暖かいのです。節電対策の一つにもなりますね!

 

 

ですので当店ではポリエステル100%の綿を使った
こたつふとんは販売していません。いくらでも安いのがありますね。
キルティングタイプでも綿50%ポリエステル50%のものを
扱っております。

 

 

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寝具製作事例No.191『和晒二重ガーゼシーツ』

2022年8月22日 / えびすやにあるもの, カバーリング

折角、和晒二重ガーゼの生地を仕入れてみたので
寝具製作の合間を縫って作ってみました。

 

 

 

結構、組成が綺麗な良い生地です。これをワンウオッシュ掛けてみると

 

 

 

しわしわになり、柔らかく肌触りが良くなりました。
うん。凄く良い感じです(^^)

 

 

ちなみに
織りあがった生地には不純物がたくさん含まれており
晒という工程でそれを取り除きます。それには和晒と洋晒というのが
ありまして簡単に言いますと和晒は生地に負荷を掛けない
手間暇(3~4日かかります)かかる伝統的(300年の歴史があるそうです)な技法
一方、洋晒は短時間で処理する大量生産向きの技法です。
このガーゼは和晒という生地に負荷を掛けない伝統技法で
晒した生地を使っています。生地に負荷を掛けていないので
洋晒よりも生地が強く、毛玉も出来にくいのが特徴です。

 

 

知らなかったのですが調べてみると吸水性や渇きも良いそうです。
手ぬぐいなんかは和晒じゃないかな?と思います。たぶん。
手拭きや布巾に使うにしても吸水性が良さは大事ですからね!

 

 

 

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営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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