カテゴリー「ケット・パット」の記事

寝具調整事例No.50『ベッドフレーム、マットレスの取扱い増やしました』

2020年11月1日 / えびすやにあるもの, ケット・パット, ベッド・マットレス

先日、店舗改装をした際に
ベッドフレームやマットレスの取扱いを増やしました。
また、それに合わせてべっどに合う様に
縫製した羽毛ふとんの種類も増やしています。

 

 

 

以前、扱いをしていたウッドスプリングよりも
スラットベース(板ばね)の数が断然多く
硬さ調整もしやすく支え感があります。

マットレスも3種類増やしました。

 

 

2年程、試作を試して良さを実感した
えびすやオリジナルウール敷パット。
通気性を十分に確保しているのでウールの良さ
呼吸を実感できます。そして爽やかに暖かい。
側生地は和晒ガーゼにしていますので肌触りも
凄く良いんです。自分で言うのも何ですが良いです!

 

 

 

和晒ガーゼは肌触りと通気性の良さがあります!

 

 

今回、店舗改装をしたのは
枕のご相談で来られるお客様の多くに
ベッド・マットレスの選択を間違えて
しまっているケースが多いのです。

 

 

ベッド・マットレスはインテリアや
家具として捉えられている方が多いんじゃないでしょうか?
勿論、その側面もありますが僕からの
目線で見るとベッド・マットレスは『寝具』です。

 

 

ここの選択を間違えると腰に痛みや違和感
寝返りが打てない、身体がだるい…。首の筋が
突っ張る…。眠り難い原因になります。
すでにこの状態になってから枕のみで解決、
修正するのはとても難しいのです。

 

ベッド・マットレスは寝具です

 

 

適当に選ぶんじゃだめです!

 

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羽毛ふとんの上に毛布を乗せる?中に入れる?

2019年11月14日 / えびすやにあるもの, ケット・パット, 寝具のこと, 羽毛製品

これはお問い合わせや相談、質問を頂く
上位トップ5に長年君臨する件です。
解りやすくまとめてみましたので参考になればと
思います。

 

 

 

 

『羽毛ふとんの上に毛布を乗せたら良い?』
『羽毛ふとんの中に毛布を入れたら良い?』

 

 

 

どちらが正解だと思います。これ、お客様に
よく尋ねられる事なのです。大半の方は
上に乗せた方が良いと仰られます。

 

 

僕はどちらも正解だと思っております。
問題はどんな毛布なのか?という事です。

 

 

上に置いたら良い場合と言うのは主に

 

 

①アクリル毛布などの化繊系のもの。
②中身を詰めすぎて膨らみ過ぎている羽毛ふとん。

 

 

 

①の場合はアクリル毛布は良く滑ります。
中に入れるとふとんがよくズレ落ちたり
毛布ごとズレ落ちます。それと羽毛は寝床内の
湿気を吸収し発散させる働きがあり湿度を
抑える事で蒸れを防ぎ、暖かしてくれるのですが…。
アクリル毛布を中に入れるとその流れを
シャットアウトしてしまうのです。

 

 

②これはよく言われる理由です。最近は減ってきていますが
昔の羽毛ふとんは見栄えをよくするのに羽毛を詰めすぎて
いました。それ故に膨らみ過ぎて身体にフィットせず
隙間が出来て寒いのです。それを毛布で重しをすると
身体にフィットし保温力が高まります。

 

 

毛布を上に乗せうるかどうかはどちらが正解か
というよりもケースバイケースだと考えるのが正解です。

 

 

寝具は自然素材が良いと考える弊店としては
アクリル毛布自体(毛布の素材)に問題があるという事
そして、羽毛ふとんに問題がある事。上に乗せた方が良い
のはそういう場合だと思います。重石で乗せたりするので
あれば別に毛布である必要もないと思いますし、
羽毛の肌掛けふとんだってよい訳です。重い二重マイヤー

毛布などを乗せて無駄に重くするのもどうかと思います。
羽毛ふとんを使う理由の一つが『軽さですから』

 

 

 

ウール、カシミア、シルクなどの上質な毛布をお使い
でしたら中へ入れた方が具合良いと思います。僕自身
冬場はウールケット、シルク毛布を使いますがどちらも
中に入れています。その方が暖かいです。そして、出来れば

折角ですから軽いものをお使いになられると良いかと思います。
綿ふとんをお使いの場合も中へ入れて下さい。

 

 

そして、羽毛ふとんの構造(側生地の素材・中身・縫製の仕方)が
ちゃんとしているかも大事な事です。羽毛ふとんは側地の中に
ただ、詰めればそれでよいという訳ではありません。

 

 

そして、羽毛ふとんの
質そのものが悪くて保温力が無いという場合もあります(^^;
それはどうしようもないですね…。

 

 

 

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背中がポイント!ふとんの冬支度

2019年11月13日 / えびすやにあるもの, らくだの敷きふとん, ケット・パット, ベッド・マットレス, 敷ふとん, 綿製品, 羽毛製品

寒くなれば、掛けふとんやケットなどの
掛け寝具を強化すれば暖かくなると思いますよね。
確かにそうです。肌布団よりも掛けふとんの方が
暖かいです。ただ、重ねれば重ねるほど暖かい
訳ではありません。重くなれば寝返りも打ちにくく
眠りにくくなります。

 

 

 

案外、整えられていないのが敷寝具。
いい羽毛ふとんを使ってるのに『寒い寒い…。』と
感じる場合、たいていが敷寝具に問題がある場合が
あります。例えば、スプリングのマットレスに
薄い敷パット一枚敷き、アクリルボアのパットを
使用(汗がこもり冷えやすい)してたり
長年使い続けた綿の敷ふとん一枚敷き…。掛けふとんに
比べ重視されていない事が多いのです。

 

 

 

背中には風門、命門といった風邪のツボがある
くらいで寒さを感じとるのは背中です。電気敷毛布を
使いたくなるのは背中が寒いからです。電気毛布の
仕様は自身の持つ体温調節機能を低下や自律神経の
乱れ、眠りが浅くなり質が悪くなるのでおススメ出来ません。

 

 

 

 

基本はあくまでも自身の体温を逃がさない様に
そして寝床内の湿気を逃がす事が暖かく眠る秘訣です。
それが出来るのは自然素材だけです。アクリルや
ポリエステルといった石油系素材では出来ません。

 

 

 

 

 

 

徐々に夜間が寒くなってきたので店の敷寝具も
かなり保温力があるものへと寝試し体験を出来る寝具を
入れ替えました。

 

 

奥にあるのは従来から展示しています
ヤク、キャメルで作られた獣毛の積層マットレス
その上にはムートン職人がムートンの集積場へ
いって良いものを選び抜いてきた品質が良くても
お手頃価格のムートン

 

 

手前はダウンパットに通気の良いガーゼカバーを
掛けています。常識的に考えると羽毛=掛けるものと
考えがちですが敷パットにするとこれが暖かいのです
湿気をシッカリと吸湿するので寝床に汗が籠らない
そして保温力があります。極度の寒がりで電気毛布が
手放せない方でもこのダウンパットの下に敷いている
らくだの敷ふとんとを併用すれば外せます。

 

 

 

 

ついでに寝試しの時に掛ける羽毛肌ふとんも
ガーゼへと交換しました。ちなみにウオッシャブルタイプの
羽毛肌掛けふとんですが一般的に見られるポリエステル混の
側生地のモノではありません。綿100%の吸湿発散性の
良い生地です。

 

 

 

 

2重ガーゼカバーは100番双糸のコーマ糸で作った
軽量タイプの2重ガーゼカバーです。凄く繊細柔らかい
肌触りですが糸を二本より合わせた双糸なので強くなり
けば立ちにくいのが特徴。不純物を取り除く精錬では
綺麗な天然水で自然の精錬剤を使い丁寧に洗い上げています。
ここまで良いガーゼカバーは滅多にお目にかかれない。
と僕が思うくらい良いです。はい!

 

 

 

今日はコマーシャルになってしまいました(^^;が
現物を体験できますのでご興味が沸きましたら
ご来店ください。お待ちしております。

 

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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