カテゴリー「羽毛製品」の記事

寝具調整事例No.41『枕調整と軽いふとん』

2019年12月29日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 寝具調整事例, 羽毛製品

二年近く前に枕と敷寝具をを調整させて頂いた
おばあちゃんから、『枕が合わない』とお電話を
頂き、ご自宅に伺って枕を再調整してきました。
(※基本はお店に来て頂いての調整です)

 

 

枕は再調整でドンピシャリで
スーッと寝られる様になられたのですが…。
眠りについての相談を受けました。

 

 

『綿ふとんが重い』

 

 

ベッドで寝ておられてその状態での
綿ふとんは畳の上で寝るよりも重さが増します。
下にだれるので重力で引っ張られるのです。
それに毛布などを加えると。
羽毛ふとんの方が使うのが楽です。

 

 

 

 

弊店で唯一の柄物をお選びいただきました。
えびすやでは基本的に羽毛ふとんは無地です。
柄は必要ないと思っているからです。(柄物は
ご希望があった時のみお作りしています)

 

 

作りすぎなど過剰在庫の生地がある時に
生地代をリーズナブルにして頂き作って貰って
いる羽毛ふとんなので品質の割に良いですね。
ただ…。いつでも仕入れられる訳ではないのですが(^^;

 

 

 

もちろん、側地はソフトなタッチの綿100の
60サテン(中身はダックダウン)
縫製はえびすや仕様でキルティングを
かなり細かく施しフィッティングを高めた
作りです。仕上がりはなかなか良いです。(^^)

この昨今、羽毛ふとんは出来れば
実際に自分の目で見て触って、押してみて
自分で体感して買うのが良いですね。

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら

 

 

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ふとんの寒さの盲点…の話

2019年12月10日 / えびすやにあるもの, 睡眠改善, 羽毛製品

ここ最近、寒くなってきましたね。
日中は比較的、日が照ってるのでまだ
外や車を運転してるとそこまで寒さを
そこまで感じない日がよくありますが
流石に夜は寒いです…。

 

 

とうぜんの事ですがこの時期、
ふとんも保温性がないと寒いわけですよね。

 

(えびすやオリジナル羽毛ふとんは¥49,900~。側生地は綿100%、身体にフィットしやすい
縫製でその時々の品質の良いものを選んで作っています)

 

 

ここ数年は羽毛ふとんの価格が高騰しつつ
ありますが少し前は比較的安価にグースダウンの
入った羽毛が買えました。いい羽毛ふとんを
自分は使っていると認識されてる方は
結構、いらっしゃいます。

 

 

 

羽毛ふとんって保温力あるから暖かいのです。
しかし…。暖かくないと思っていらっしゃる方って
案外います。何処に原因があるのかを知るために
お話をしてて原因に気付き、その事をお伝えすると
ご本人さんは『まさか!』『えっ!』と思うのです。

 

 

その中で『残念だなぁ・・・。』と思うのが
羽毛ふとんは吸湿発散性にとても優れていて
寝床内の湿気を吸収してくれます。(ここが
えびすやが側地がポリエステルで出来た
羽毛ふとんを扱いたくない理由ですが)

 

 


悪い見本として説明用にアクリルの毛布類を置いてますが欲しいって言われると困ります(><)

 

 

 

しかし、羽毛ふとんは良いのにそれに掛ける
カバーをモコモコのアクリル毛布のカバーで
あったりアクリル毛布を使う事で湿気の吸湿を
妨げてしまい、蒸れてしまう。結果、寝床内に
残る水分が身体を冷やしてしまう…。また、
アクリル毛布の繊維の目に乗ってふとんが
滑ってしまい、ふとんが無いなんてことも。
寝ているときの発汗の循環を止めてしまう様な
使い方、よくあります。

 

 

 

これは案外、気付かないのですが
寝姿勢の問題。皆さん、どんな姿勢で寝てますか?

 

 

上向き寝?横向き寝?うつ伏せ寝?

 

 

 

この3つが大半だと思いますが
この寝姿勢によっても寒さが変わります。
横向き寝をすると上向き寝をしてる時と
比べて肩口の隙間が広がりませんか?
寝る時に試してみて下さい。広がっているはずです。
そして肩も冷えやすいはずです。

 

 

真夜中にトイレに行きたくなって目が覚めた
とします。でもふとんから出たくないですよね?
寒いから(><)でも行きます。帰ってきてふとんを
被ると折角温もっていた寝床が冷めてしまってます。
隙間が大きく出来るという事は…。

 

 

 

寝姿勢は単に寒いからというだけの問題では
ありません。横向き寝は身体への負荷が掛かります。
首の突っ張りや痛み、肩こり、腕のしびれ、腰痛…。
横向き寝をしてしまうのは皆さん、癖だと思い込んで
おられる方が多いですが寝具が身体に合っていない
事が一番の問題です。敷ふとんやマットレス、枕ですね。

 

 

寝姿勢によって違和感を感じる方
敷寝具や枕を疑ってみても良いかと思います。
敷寝具や枕に原因があるならば改善は早いです。

 

 

えびすやの得意な仕事

 

 

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寝具製作事例No.141『羽毛ふとんカスタマイズ』

2019年12月3日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

お客様のご希望により定番よりも若干
羽毛の量を増やしました。

 

 

 

よく誤解がある事なのですが
羽毛はたくさん入っていれば入っている程
暖かいのか?単純に暖かいとは言えません。

 

 

確かに羽毛肌掛けふとんよりも
羽毛掛けふとん方が羽毛も沢山入っている
わけですから暖かいのは暖かいのですが…

 

 

このまま、単純に画像の羽毛を50%増量したと
します。その場合、寒くなります。
意外と思われるかもしれませんが縫製の
仕方と羽毛の充填量はバランスが取れてないと
羽毛ふとんがパンパンになり、身体に
添わなくなります。すると隙間が出来て
冷気が入り込んでしまいます。だから、
単純に増やせばよい訳ではなく、増やすので
あればバランスを取る必要があります。

 

 

 

僕は羽毛ふとん単体よりも
底冷えのする1~2月には羽毛肌掛けやウール
シルクなどのケットを挟んで3~4月に
なればそれを外す。そんな使い方をすれば
一年を通して長く使えます。また、最近の
住宅は断熱性が良くなってきています。

 

 

 

えびすやのオリジナル羽毛ふとんは
むやみに羽毛を詰めるのではなく身体への
フィット感を重視し縫製やキルトなどに
工夫を加えて、肌へ馴染む様な造りをし
保温力を高めています。なので気持ち控え目の
充填量でお作りしています。

 

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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