カテゴリー「羽毛製品」の記事

新しく作ってみた羽毛ふとん

2016年5月17日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 羽毛製品

先日の事件直前に発注をしていた羽毛ふとんが入荷しました。

 

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いい感じです。パワーもあります。
入荷したのは中国産ホワイトグース93%
とてもよいグースダウンです。今回の事件の報道で誤解を招いている
かもしれませんが『中国産=質が悪い・安い』のではありません。
『質の悪い中国産=安い』と言うより単に『質が悪い=安い』

 

質の悪いダウンというのは生育期間が短い鳥から採取された
羽毛です。粒も小さく、壊れてファイバーになりやすいんです。
こういうダウンを使えば値段は安く出来るわけです。何処の産地で
あっても育成期間が短いと品質は落ちてしまいます。

 

まだ、値段は決めてませんがこの羽毛ふとんよりも遥かに
安いポーランド産マザーグースのふとん、ネット上でたくさん
販売されています。(^^;欧州産に比べれば安価ではありますが
中国産だからと言って極端に安いなんて事はなく質に応じて
良いものはそれなりに値段がします。

 

えびすやの扱うオリジナル羽毛ふとんの大半は産地直輸入で第三国を経由
していません。そしてIDFL(国際的な羽毛の検査機関)で検査を
した羽毛を使っています。(組成混合率、ダウンパワーグース含有率などの検査)
羽毛の原産国が品質を決めるのではのではありません。フラットな
目で良い物は良いとダウンそのものを見ていきたいものです。

 

 

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羽毛ふとんのリフレッシュで蘇る

2016年5月11日 / えびすやにあるもの, 羽毛製品

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6~7月になれば暖かくなり羽毛ふとんから合いふとん、
肌ふとんへと衣替えをします。その時にボードに書かれて
いるような事がありあましたら、リフレッシュをオススメいたします。

 

最近でこそ少しずつ認知されてきましたがご存じなく
羽毛ふとんがくたびれてきたらそのまま廃棄される方もいらっしゃます。
ひょっとしたらその羽毛ふとん、元気に再生できる可能性もあったのです。

 

 

どんなことをするのかと言いますとえびすやの場合で説明しますと

 

解体→除塵→洗浄(水洗い)乾燥→除塵→側地に充填→仕上

 
新品をしたてるよりも工程が多くあり手間がかかりますが
羽毛は目減りした分を補充する分だけのコストですから
トータルで見た場合、新品を仕立てるよりも価格が安いのです。
綿ふとんの仕立直しと同じです。

 

では何処の工場へ依頼しても同じなのか?と言うと
これがバラつきがあるのです。今、お願いしている会社にたどり着くまでに
数社を経ています。それは仕上がり具合に差があるからです。

 

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(羽毛の乾燥機。羽毛の水分率をうまくしないと乾かし過ぎは壊れやすく水分がおおいとベチャッと・・・)

 

 

工場によってはふとんのまま洗濯機に入れて洗濯をしふとんごと
乾燥させてそれから解体し羽毛を取り出す、洗浄をせずスチームを
当てるなどリフレッシュと行っても様々です。ふとんのまま
洗ってしまうと十分に汚れが落ちない、ピリングがほぐれず
ダマになったまま・・・。スチームを当てるだけでは羽毛は広がりますが
ピリングは採れず、汚れも落ちず、ゴミも残ります。

 

 

ちゃっと手を加え、丁寧にしているかどうか
工場の技術によって羽毛リフレッシュの仕上がり具合が変わってきます。
どうせ、やってもらうならキチッとやってもらったほうが良いですね!

 

 

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ふとんは農産物加工品であり料理です。

2016年4月14日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 羽毛製品

と書いてしまうと『えっ!』と思われてしまうかもしれませんが
実はそうなのです。えびすやの扱うおふとんは間違いなく農産物加工品です。

 

どうしてかと言いますと自然素材だからです。綿もウールも
羽毛もシルクも・・・。全て育てられたものです。野生のものでもなければ
石油から作られているものではありません。(勿論、そういう素材も寝具の素材です)

 

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厳密に言うと採れた時期や年によって品質にバラつきが出てきます。
それは天候や環境に左右されるからです。羽毛でお話をしますと
良い産地だと言われているポーランドやハンガリーなどはこのバラつきが
少なく品質が安定しています。

 

紅茶で有名なリプトンは品質(味)を一定に保つためにブレンドをする
そうです。これもバラつきを回避する方法かと思いますが、えびすやでは
品質が落ちたと感じたら定番から外し
他の羽毛に切り替えたりします。
お値段そのままで品質がUPするのなら
大歓迎なのですが…(笑)

 

 

写真の様にふとんを広げてる時にお客さんが来られると
何してるのと?びっくりされることがあります。

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定期的にお店の在庫の羽毛ふとんをこうやって広げて放置して観察しています。
同じ羽毛ふとんでも季節に寄って膨らみ方が変わります。それは羽毛が呼吸を
しているんです。湿度の影響をうけているからです。ということは汗をかいたときに
羽毛が汗を吸湿し、寝床内の湿度をコントロールしてくれるから快適なのです。
自然素材は生きています。

 

中身の羽毛も側地も農産物です(えびすやの羽毛ふとんの側地は必ず綿100%)
これを料理(縫製)すると羽毛ふとんが出来上がるのですがこの料理の仕方で
美味しくも不味くもなるわけです。

 

えびすやでは写真の通りにマス目は細かく取ります。それはフィット感を高め
隙間を無くすことで保温力を高めるためです。この縫製の仕方も使う羽毛の量や
側地、どんな風に使うかで変えていきます。余談ですがお客様によく尋ねられるのが

 

『ツインキルトの羽毛ふとんは置いてますか?』

 

解りやすく図にしてみました。上手くありませんが(^^;

 

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こんな感じです。
キルトのパターンが異なる2層で出来ているキルトです。
厚みが増し暖かいと言われるのですがえびすやでは扱ってません。
真ん中に生地が一層増えるため、重くなる事。羽毛が吸収した
湿気が抜けにくく成ること。沿いにくくモゴモゴする(←これは僕の感覚です)

 

良い素材を選び、上手に料理をすれば美味しいく出来上がります(^^)
良い素材も実際に目で見てみないと解りません。写真の左は
中国産福建省産の漢方用にジックリと長期飼育されたダックダウンを
使っていますが下手なグースより粒が大きく毛足が長いので保温力があります。
ダックだから、中国産だから・・・。ではなく良い物は良いんです。

 

 

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良い羽毛ふとんに出会う4つのポイント

2016年4月10日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 羽毛製品

今日は曇天で若干肌寒い丹後です。
こういう時が何を着るかが微妙にななるんですよね(^^;

 

さて、タイトルの羽毛ふとんについてのお話です。
羽毛ふとんに限らず、根本的に寝具そのものがわかりにかもしれませんが・・・。(^^;
それはまた、後日お話をしたいと思います。
さて、丹後の冬にとって羽毛ふとんは必需品です。冬だけじゃありません。
今の時期など羽毛ふとんにガーゼカバーを掛けて使えばとても
気持ちの良い時期でもあります。

 

今では手放せなくなった羽毛ふとん。良きものに出会う3つの
ポイントをまとめてみました。

 

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①触ってみる
良い物に出会おうと思えばパッケージに入ったものをそのまま
買い求めるよりも実際に展示してあるものを触ってみましょう。
記事がポリエステル、ポリエステル混のものは風合いでわかります。
こういった素材は静電気が起きやすい。(静電気で埃を寄せ付けやすい)
羽毛ふとんの良さの一つの吸湿性(調湿性)が活きず、蒸れます
。基本的には綿100%の素材のものを選びましょう

 

②押してみる
羽毛ふとんを抑えてから手を放してみて下さい。
その時に羽毛が押し返してきます。元気の無い羽毛は
この返しが弱くなります。これを色んな羽毛ふとんで
試してみるとその違いがなんとなくわかるかと思います。

 

③見た目のイメージやタグやラベルを過信しない
よくあるのはゴールドラベルなどのタグや羽毛の産地やダウン率
一般的に買う時の目安となるわけですが過信はしないで下さい。
先日ご紹介した記事の様に羽毛ふとんは中身が見えません。
ですから実際に②で自分で確かめた方が良いんです。産地や
ダウン率も確かに大事ですがそれよりもジックリと熟成された
羽毛を使っているかどうかの方が大事なことなのです。

パンパンに膨らんだ羽毛ふとんって見た目、暖かそうですよね?
しかし、実際は使いにくいわけです。それは身体に添わないからです。
寝返り時に滑ったり、フィットせず隙間ができて冷気が入り込みます。
いくら良い羽毛を使っても良さが半減します。

 

④機能性を過信しないで本質を考えましょう
羽毛ふとんの生地や羽毛に機能性を持たせるために様々な加工を
施しているものがあります。例えばウオッシャブル。生地がポリエステル製の
モノが多いので①の様に静電気、吸湿性の悪さなどにより寝心地の
低下を招きます。中には羽毛そのものに樹脂やテフロンでコーティング
するケースもあります。羽毛の汚れは防げるかもしれません羽毛の良さが
機能しません。

 

えびすやの考え方としては素材のもつ良さを十分に引き出せるように
作り上げた羽毛ふとんがホントにいい羽毛ふとんじゃないかな?と思います。
そう、考えますと4つの中には入れませんでしたがどこのふとん屋さんと
付き合うか?ということが大事じゃないでしょうか?ふとん本来の目的は

 
”快適に心地良く眠るためのもの”

 

それが1番の目的のはずです。ココから逸脱すればするほど
使いにくいものになります。

 

羽毛ふとんは通販などで1万円を切るものもあるくらいで
価格差が結構あります。価格はさておき、まずは快適に眠れる
ものかどうか?を念頭に置いてみたら如何でしょうか?予算は
その次だと思います。自分が信頼出来るとお感じになられる
お店にシッカリと自分の思ってること感じている事を投げかけて
みて下さい。

 

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えびすやもその考えで羽毛の持つ良さを引き出す事を心がけ
気持よく眠れることを一番大切にしてオリジナル製品を作っております。
お値段は¥39,800~

 

 

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偽装は食品だけじゃないです

2016年4月4日 / えびすやにあるもの, 羽毛製品

よくニュースなどで食品偽装の話題を耳にする事がありますが
偽装してるのは食品だけじゃないですね。様々なものがデータ改竄など
話題にあがります。恥ずかしながら僕達の業界もあるんです・・・。

 

羽毛

 

結構あります。酷いのになるとチラシを見ただけで怪しいのもあります(><)
一番わかり易いのは羽毛の産地といえばポーランドやハンガリーを想像
されると思います。でも生産量で見た場合圧倒的にアジア圏、中国、台湾が
多いんです。しかし、中国産の羽毛ふとんは少ないですよね。そこで乖離が
出てくる訳です。少し前のデータですが繊研Plus様のデータを見ると
解りやすいかと思います。

 

また、卵を産む親鳥であるマザーグースやマザーダックという表記も
よく見かけます。親鳥である為、生育期間が長く大きくシッカリと熟成した
のが特徴です。よく考えてみてください。そんな大事な親鳥の羽毛が
たくさん収穫出来るわけがありません。でも多いですよね(^^;

 

仕事柄、羽毛のリフレッシュ(仕立て替え)をするときに中を開ける時に

 

『???』
品質表示と中身がぜんぜん違う。また、お客様の買われた金額との乖離が大きい
中身が入っていたりする事があります。(^^;

 

よくあるのが例えばですがポーランド産の羽毛に質の悪い羽毛を混ぜ混んで
ブレンドしてしまったとしてもそれはポーランド産と表示されています。酷いのに
なるとポーランド産は僅かでしょう。こういうことが起こる背景には安いもの安いものを
追いかけ続けた結果では?その安さ故に何処かで帳尻を合わせてるだけじゃないのか??
こういう書き方をしてしまうと中国産が悪いかの様に感じますがそうでは
ありません。何処の産地であったとしても質の良い物は良いもの質の悪いものは
悪いものとして存在します。

 

これ、中国産ホワイトグース93%ですがとても質が良いですよ(^^)

 

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産地よりも大事なのはどれだけシッカリと鳥を育成しているのか。
それらの鳥から採取した羽毛は品質が良いんです。その反対に
未成熟なものは小さいだけでなく羽毛が壊れやすくファイバーになりやすい。

 

 

自分自身の目で羽毛を確認すること。
羽毛の良し悪しを判断する目利き。
そして、信頼できるメーカーとお付き合いすること。
この3つはシッカリとやっていこうと思っております。

 

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そして最後に

その羽毛の良さを生かし快適に眠れるために
えびすやはオリジナル羽毛ふとんを作ってるんです。(^^)
その分、考える事、悩むことが多く、普通に仕入れるよりも大変ですが
真面目にコツコツとやっていくしかないのです(^^;

 

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創業明治十年 老舗寝具専門店
ふとんのえび
すや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
営業時間:AM9:00~PM7:00

※ご遠方からのお越しの際には
ご連絡をいただけると幸いです。
不定休、諸都合等で休みの場合がございます。


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