カテゴリー「羽毛製品」の記事

今月のねこじゃらし

2016年7月3日 / えびすやにあるもの, お知らせ, 羽毛製品

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今月もねこじゃらしさんにお世話になり広告を出させて頂きました。
えびすやは約10年前からオリジナル製品に着手し始め、試行錯誤してきました。
昨年は羽毛の質、状態をシッカリ把握し、更に品質向上に務めるために
日本羽毛ふとん診断協会認定のダウンプロフェッサーの資格を取得しました。

 

新しい羽毛で新しい羽毛ふとんを作る事よりも
実は古い羽毛ふとんを再生してリフレッシュさせることの方が難しいのです。

リフレッシュさせる前に羽毛の状態を判断しておかないと
やったはいいが思うようにいい状態にならないということがあるからです。
状態が悪い場合は新しい羽毛をたくさん補充する必要があります。
しかし、補充量を増やし過ぎると価格が高くなり新品を買ったほうが
よくなります。

 

でも羽毛の質と状態が良い場合はリフレッシュの方が断然
良いのです。その見極めが必要になります。

 

なんでもかんでもやれば良いと言うわけではなく、やるとしても
どんな羽毛を足し、生地を使うのかも大事な要素です。やる時に
良い羽毛がいい状態あるのにも関わらず、コストを抑えるために
一回りも二回りも粒の小さな安い羽毛を補充するのもどうかと
思います。

 

最近、羽毛ふとんのリフレッシュをするところが増えてきましたが
一言で言ってもみな同じ作業工程をこなしているわけでもなく
上手い下手もあります。

 

例えば、スチームを当てて解すだけ。これでは汚れも落ちなければ
羽毛の絡みや羽毛もふっくらと開きません。水洗いをする場合も
ふとんのまま洗濯機で水洗いをして乾燥をさせ、後から羽毛を取り出し
ホコリを取り除く・・・。この状態ですと布団の狭いキルトの中で
洗浄や乾燥が完結しますので羽毛の絡みも解れず余計にダマに
なる可能性もあります。日本羽毛製品協同組合のWEBをご覧に
なられると分かりますが羽毛ふとんのリフレッシュといいましても
大きく分けると3段階に別れます。

 

プレミアムダウンウォッシュ仕上げ(解体して、専用機で完全洗浄)
↑(えびすやはプレミアムダウンウォッシュ仕上げです)
ダウンウォッシュ仕上げ(ふとんのまま洗浄)
ふとん生地交換仕上げ(スチームのみ)

 

やはり、プレミアムダウンウォッシュの工程である最初から羽毛を取り出し、
専用の機械で洗浄、乾燥、除塵を行うのが1番羽毛の状態は良くなります。
これもまた、オペレーターの腕に掛かっていると思います。乾燥でも理想的な
水分率という言うのがあり乾燥し過ぎるとダウンが壊れやすくなります。

 

そして、もう1つ大事なのは
縫製とカスタマイズ性です。えびすやでは身体へのフィット感を重視しますので
身体に沿いやすいマス目、充填量(詰めれば詰めるほど温かいわけではありません)を
意識しています。たくさん詰め過ぎると硬くなり添わなくなります。使いやすさを
考える必要があります。カスタマイズ性とは使用環境に合わせてサイズなどを
変更することです。合掛けふとんにしたい、介護ベッドに使いやすいサイズにしたい。
軽くてフィットしやすい縫製や羽毛の量にすることもカスタマイズ性です。
羽毛の状態を良くするのと同時にこういうことも重要になります。

 

 

家を建てるのと同じで何処に
お願いしても同じではないんです(^^;

 

 

 

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オタマジャクシが皮を脱ぐ。

2016年6月22日 / えびすやにあるもの, 睡眠改善, 羽毛製品

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『オタマジャクシが脱皮したら、皮はどうなるん?』

 

というのが疑問だそうです。大人になると素朴な質問ほどしにくくなる・・・。
もんですよね(^^;まぁ、人にどう思われようがわからないものはわからない
のだから聞けば良いのですが。

 

そう言えばふとん屋になりたての頃、メーカーさんや仕入先さんに
電話をするとその業界の言葉が出てくるわけです。チンプンカンプンな
こと一杯出てきましたね。今でも首を突っ込めば突っ込む程、解らない
言葉が登場します。業界の中ではそれは必要なんです。手っ取り早い
ですから。

 

でも・・・。お客様にはそんな言葉は極力使わない方がいいんです。
解りにくいですから、極力使わない様にと思ってても使っちゃうんですね。
ブログにもそういう言葉を使ってると思います。ごめんなさいね。(^^;

 

さて、ここ数日で実感したこと。
以前、”夏の副交感神経”という記事を書きました。そこでは
一年を通して夏が最も副交感神経優位に働き、一日を通して
夜が持っても副交感神経が優位に働く。真夏の夜が持っとも
身体が冷えやすく、特に一日の最低気温になる深夜の3~4時が
もっとも身体を冷やす。と大まかにはこんなことを書いています。

 

最近、子供らと一緒に眠ることが多く9時半くらいには寝息を立てています。
9時半といえば日中の熱気がまだ残っており暑いのです。子供らもふとんを
肌蹴ています。

 
僕にとっては9時半はちょっと早過ぎるわけでして、夜明け前くらいに
必ず目が冷めます。その頃になると子供らは肌蹴たふとんをまた被ってる
んですね。僕も肌寒く、その時にふとんを被りだします。

 
子供らがふとんを蹴飛ばしている寝入りは発汗量が多いんです。
ここで汗を吸収出来ない寝具は間違いなく蒸れ、寝汗も酷くなります。
そして寝床内にパジャマに汗が籠るようだと3~4時に外気温に冷やされ
余計に寒くなる。寝冷えの原因と言うのはこういうところに有るように
感じられます。

 

そう考えると

 

パジャマではなくジャージやTシャツなどで代用される
方が多いですがポリエステル系の素材は汗を吸収しなかったり
汗の逃げにくい作りだと寝汗をかきやすくなります。

 

 

寝具は体質の差や環境の差が大きいので一概には言えませんが
暑がりの人などは麻のパットなどをオススメしますし、掛け寝具などは
羽毛の肌ふとんなんかに涼感のあるカバーを掛けるのも良いかと思います。
環境の差と言うのはエアコンの有無などです。ご主人に合わせて
寒いと思いながらエアコンの環境下にいらっしゃる奥様など多いかと
思います。そんな時は合掛けふとんなどがあうでしょう。

 

 

長々と書いてしまいましたが、言いたかったのは(今更ですか?(^^;)
夏場は自分が思っている以上に冷えると言うことです。その
1番冷える時は自身が眠ってるので解らないのです。自分の
体質や環境によってそれを選択していきましょう。

 

 

夏=一律にタオルケット1枚なんてことはありません(^^;

 

1653.

 

これはご主人がエアコンを付けたい、奥さんは冷え性で
エアコンを切りたい。でも寝室は一緒。そんな方をイメージして
作ってみました。生地は一般的なものに比べて2/3で生地の
通気性も通常よりも高めで羽毛の良さを引き出し吸湿発散に
優れる作り。羽毛は肌ふとんより若干多めで保温力もあります。
お客様曰く、身体によく馴染み空気を着てるみたいに軽い
のだそうです(^^)

 

 

こんなのもオリジナルで作ったりしてます

 

 

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ふとんを洗ってみるということ

2016年6月20日 / ナチュラル石けん, 羽毛製品

『猫がふとんにおしっこをしてしまったんです・・・。』

 

とのご連絡を頂き、急ぎで洗濯をすることに小雨くらいなら
そんなものは決行です!

 

 

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これは羽毛ふとんですが自分で洗ってもOKな側生地を使った製品です。
一般的に洗いを重ねていくと羽毛吹き出しを防止する目詰め加工が
緩んできて徐々に吹き出すようになります。そして基本は手洗いをします。
自宅の洗濯機やコインランドリーで洗われる方もいらっしゃいますが
僕は出来るだけ負荷を掛けないように脱水以外は手洗いをします。

 

その時に日頃、気になっていた事をお客様にお尋ねしました

 

 

『ペットは自然素材を好むんですか?』

 

 

ペットはポリエステルやアクリルなどの石油系のものよりも
自然素材のモノを好んでその上に乗ったりするというのをよく
耳にしていたのです。そのお客様もやはり同じことを仰られて
いました。そのお客様が特に感じられるのは動物系の素材を
好まれるそうです。同じ動物として人間には感じられないような
獣毛の匂いを好むんじゃないか?と。まぁ、ハッキリとした答えは
わかりませんが動物は自然素材を好むのは確かなようです。

 

人間からしてもやはり自然素材の方がしっくりきますよね!

 

 

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天日に干して3日目。ちょっと曇り出しましたが芯も乾いてきた
感じがします。猫のおしっこの臭いもしません(^^)

 

 

洗うことにより羽毛に付着していた汚れや臭いなどを落とす
事が出来ます。洗うとフカっ!と膨らみますが膨らみに関しては
必ず膨らむとは限りません。それは中の羽毛の状態にもよります。
使っているうちにピリングと言いまして羽毛同士が絡み合い
膨らみがなくなってきます。(保温力も低下します)

 

 

その場合、絡みあったものが洗うことで必ずしもほぐれるとは
限りません。酷い場合などは特に難しいでしょうし、余計に
絡むこともあるように感じます。

 

 

狭いマス目の中で羽毛の洗いから乾燥までさせるわけですから
スペースが足らないんです。そういう場合は羽毛リフレッシュと言いまして
羽毛ふとんを解体して専用の洗浄機で洗い、乾燥させることでその絡みを
ほぐすことができます。(酷い場合はそれでも難しい場合がありますが・・・)

 

 

その羽毛リフレッシュも千差万別で羽毛ふとんのまま
洗濯機に入れ乾燥機で乾かしそれから羽毛を取り出す、
最初に取り出して袋に入れてそれからあらう場合。色々と
ありますがこういった洗い方では羽毛がほぐれシッカリと
羽毛を開かせる事が難しいのです。

 

 

やはり、専用機で除塵や洗浄、乾燥(これも湿度が適切でないと
ベチョっとしたり羽毛が壊れやすくなったりします)でするのが
1番良いかと思います。

 

 

あくまでも目安ですので横並びに判断は出来ませんが
5年くらいまではクリーニング、それ以、8~10年くらいになると
羽毛リフレッシュをオススメいたします。

 

 

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夏の副交感神経

2016年6月7日 / えびすやにあるもの, 睡眠改善, 羽毛製品

とある刷子を見ていると面白いことが書かれていたので
簡単にご紹介します。

 

人体というのは寒い冬は交感神経が強く働き
暑い夏は副交感神経が優位に働きます。冬に
交感神経が強く働く意味は寒い冬に体温を
一定に保つ為です。

 

一方、夏に副交感神経が強く働くのは
血管を緩ませ、表面積を大きくすることで
暑い夏に対応する為に熱を逃がしやすくしています。

 

が・・・。

 

熱を逃がしやすいということは熱の影響を受けやすいと
言うことでもあります。

 

1日の中でも交感神経と副交感神経それぞれが優位になる時が
あります。夜間は身体を休息させるため副交感神経が
優位になります。ということは夏場の夜間はもっとも身体は
気温の影響を受けやすいということです。

 

カラスの行水、エアコン、冷たい飲食物を摂取で身体はとても冷えやすいと
言うことにまります。体温が低下すると免疫力が低下します。
夏は冬以上にそれらの事に気をつけないといけません。

 

夏バテという言葉があっても冬バテと言う言葉がないのは
そういう意味かもしれませんね。夜間の睡眠環境では安易に
エアコンに頼り切るのではなく麻などの吸湿発散の良い自然素材かつ
夏用に作られた寝具を使いポリエステルやウレタンなどの石油系の
蒸れる素材は使わないなどの寝具の工夫を心がけるようにしましょう。

 

今日の羽毛ふとんの見立て

 

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羽毛ふとんのリフレッシュの依頼を受け、
中身の羽毛を取り出してみました。解りやすい事例がありましたので
ご紹介します。これは超大粒の良いダウン!ではありません…。
皮脂や汗などで汚れた羽毛や羽根が絡まり団子になった
状態のダウンです。こうなると完全洗浄(水洗い)をしてもなかなかほぐれません。

 

 

全体的に見てファイバー(羽毛が千切れてクズになったもの)が
かなり多かったのでダウンが結構ダメージを受けている様に見受けられ
リフレッシュをするかどうかのボーダーラインと判断しました。

 

 

えびすやでは実際に中を開けてダウンの状態を判断してから
羽毛リフレッシュをしております。それは『しない方が良い』『しても回復具合がイマイチ』
そういう場合があります。単に羽毛リフレッシュをお受けするというのではなく
そういったものをシッカリと目利きし、出来るだけ良い状態で手元にお返ししたいと
考えています。

 

 

シングロングルサイズ 31,320円~
(完全洗浄:水洗いで中から羽毛を取り出し専用洗濯機で洗浄)

 

 

 

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羽毛研修会での話題

2016年5月25日 / 羽毛製品

昨日は羽毛に関するの研修会に行ってきました(^^)
やはり、今はこの話題ですね・・・。

 

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羽毛の産地偽装の件です。僕の感じることは恐らく、簡単には
無くならないだろう・・・。

 

唯一、間違いがない方法。それは

 

『品質』

 

産地、ダウン率、ラベル・・・。それは置いといて
色んな羽毛ふとんを広げて触ってみればなんとなく羽毛の
違いが感じられます。また、羽毛だけではなく縫製の仕方
側地こういったことも羽毛ふとんに大きく関係してきます。

 

 

そういった事をお店に行ってちゃんと話を聞くのが
1番だと思います。信頼のできるお店は産地がどうとか
ダウン率がどうとかいう話はそんなに重要視してないと思います。
重要なのは羽毛そのものの『質』であり、使い心地、
使うに当たってどんな組み合わせが良いのかといった
使い方、メンテナンス・・・。産地の話はそれほど重要ではないんです。

 

何故なら、産地が品質を担保してるわけではないからです。
ポーランド産でも質の悪い羽毛はあり、中国産でも質の良い
羽毛があるように産地云々ではなくどう育てられているかの方が
大事なわけです。

 

信頼のおける製品を手にしたとお考えであればカタログで選んだり
クリック1つで簡単に買い物かごに入れるよりもよく解っている専門店へ
足を運んで実際に見て触って、納得して買うのが良いかと思います。

最後に。。。
今回問題になったフランス産ダックの羽毛ふとん偽装ですが
価格的に安すぎるものです。。。安い=品質に問題があると
言うことです。これは羽毛ふとんに限った話ではありません。
なんとなく肌で感じていらっしゃる事と思います。業界としては
誠に残念な話ですが・・・(><)

 

 

 

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創業明治十年 老舗寝具専門店
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