カテゴリー「羽毛製品」の記事

洗えると心地よいどちらがよいですか?

2021年4月13日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 掛ふとん, 羽毛製品

 

 

『夏用の洗えるポリエステルの具合の良い肌掛けふとんありますか?』

 

 

というお問い合わせを頂きました。
僕は自分の思うことをそのままお話させていただきました。

 

 

以前は店舗にて展示しておりましたが
現在は撤去して倉庫で眠っています。それは
置いていても勧める気が無いので何時まで経っても
売れることがありません。扱っていた理由は
介護をされる時に汚れた場合簡単に洗える
ふとんが欲しいとのご要望がまれにあり
先代が定番品にしておりました。

 

 

ポリエステルのふとんは洗えることは
メリットではありますが心地よいものかと言うと
そうではありません。蒸れやすく、肌沿いも
よくありませんし、静電気が起きやすいと
いったデメリットも同時にあります。

 

 

寝具として考えた時に何のために眠るのか?

 

 

洗うために眠るわけではありません。

 

 

心地よい眠りがしたいから寝具を求めるのでは
ないでしょうか。そうおもうとどうしても
洗えるポリエステルの寝具が好きにはなれないのです。
勿論、介護などには必要なシーンが出てくる
かと思いますので不必要なものだとも思いません。
でも、お客さんのご相談をお聞きしていると
ベッドで過ごす時間が長いのだから気持ちの良いものを
揃えてあげたいとお考えになられるご家族が
弊店のお客様には多いように感じます。

 

 

そんな様な事をおはなしさせ頂くと
お客様は心地よさを望んでおられましたので

 

 

 

 

側生地は軽量タイプの綿100%のもので
ウオッシャブルタイプ、そうでなくとも
洗いに強い生地のオリジナル羽毛肌掛けふとんを
お勧めさせて頂きました。と言いましても
そんなにジャブジャブあらうものではありませんが。

 

 

寝具を選ぶときは必ず、『心地よい眠りをしたい』から
ぶれずに買い求めましょう!これ、結構大事ですよ。

 

 

えびすやの得意な仕事

 

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寝具製作事例No.153『羽毛ふとんのカスタム』

2021年3月25日 / えびすやにあるもの, カバーリング, 掛ふとん, 羽毛製品

 

 

お客様のご希望に沿ってカスタムでお作りしました。
通常、羽毛ふとんの形はパターンとしては決まっていますが
弊店はそれぞれの方に出来る限り心地よく使って
頂きたいので定番として決めて扱っている以外の形も
ご相談いただければお作り致します。

 

 

 

今回のご相談は

 

 

○冬にぬくぬくで羽毛ふとん一枚で寝たい。
○今の使用の羽毛ふとんは偏りがある

 

 

 

そこで、現在のお使いの羽毛ふとんの羽毛が偏る
原因は羽毛ふとんのマス目が大きすぎるので
ふとんを身体にかけた時の傾斜により羽毛が
偏り一番、身体を覆いたい部分が薄くなっている
事が解りましたのでマス目は現在よりも大幅に増やしました。

 

 

 

同時に真冬で一枚で寝たいとのご希望
(僕は少し控えめにして+αで調整しながら
一年を通して出来るだけ長く使える様にするのが
良いと思っています)でしたので若干、
マチを高くして羽毛の量を増やしましています。

 

 

 

また、カバーは弊店オリジナルの羽毛ふとん用
カバーです。肌の当たる面はガーゼ、反対は
パイル地で若干重さがありそれで全般的に
フィット感を持たせるようにしています。
以前は某大手さんの製品を扱っていたのですが
あまりにもクレームが多く、製品レベルも落ちた上に
値段も大幅にアップされた為、それ以来、素材を指定して
オリジナルの縫製で作っております。

 

 

 

ダブルの欠点なのですがふとんを引っ張ると
カバーだけを引っ張り上げてしまうということが
(ふとんにフィット感がなく寒いので引っ張り
あげてしまう部分もあります)無いように
ふとん、カバー共に加工も施しています。

 

 

 

お客様のご意見や自身の気づきを元に
見た目には分からない様な地味な改良を
常に加えていってるのがえびすやオリジナルです。
市販品はもちろんメリットもありますが
こういうことが出来ないのがデメリットですね。

 

 

 

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寝具製作事例No.147『リフレッシュする?新しく買う?』

2021年1月28日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

羽毛ふとんを長年使い続けるとどうしても
元気が段々となくなり、膨らまない、羽毛が瘦せてきます。
その時にあからさまにダメな場合は自身で判断が
付くかもしれませんが羽毛ふとんをリフレッシュさせて
再生させるのか?それとも新しく買った方が良いのか?
判断に迷われるかと思います。

 

 

僕自身も見て触って判断しますが最終的には必ず
中身を開けて確認します。それが一番確実だからです。

 

 

今回、リフレッシュをお世話になったお客様も
お話を進める中で『新しく買いなおした方が安いしいいのでは?』と
お思いになられました。確かにリフレッシュをしても
回復が乏しく、回復させるには沢山の新毛を足さないと
いけない場合などは新しく買われることをお勧めします。

 

 

しかし、今回の場合20年近く使い、それなりにダメージを
受けていたものの比較的質の良いグースが入っていたので
回復は十分見込めると判断し、リフレッシュをさせて頂きました。

 

 

 

二つの羽毛ふとんは同じ側生地、同じキルト、同じ充填量です。
左はリフレッシュ、右はホワイトダック90%の新品です。長年、
使ったにも関わらず右の方がよく膨らんみ、押しても弾力が強く、
写真も起き上がった様な感じになっています。
価格もリフレッシュをした左側の方が安いです。元気もあります。

 

 

新品を買うのであれば品質を良いものをお勧めします。
それは10年後くらいにするリフレッシュの事も考えると
長く使えるという事です。その時に掛かる費用と同額で
新品のものを買ったとするとリフレッシュの方が状態が
良いというケースが非常に多いのです。

 

 

結論

 

 

品質の良いものを買えば丈夫で長持ち。
リフレッシュをしても良い状態に仕上がり
そこから、また長く使えます。

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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