カテゴリー「綿製品」の記事

寝具製作事例No.121『重すぎるふとんを何とかしてほしい』

2019年7月21日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 綿製品

敷ふとんはまだともかく
掛けふとんが重いと寝苦しいですよね。
今まで使っていたふとんが重すぎるので
どうにかならないかとのご相談です。

 

 

重さを量ると側生地込みで4.2~3㎏
セミダブルサイズですので大体一般的な
掛けふとんの重さです。えびすやの標準は
もう少し軽くしたてます。

 

 

お客様の前で中身の綿を取り出すと。。。
触った感触で解ったのですがポリエステルの
量がかなり高いんですね。約50~60%くらい
あったんじゃないでしょうか?これじゃ
肌沿いも悪く、蒸れます。冬に使っても
蒸れてたそうで殆ど使っておられないとの事。

 

 

ポリエステルの混合率が高い事を
お伝えすると…。おばあちゃんの作った
綿100%のふとんで仕立て直したはずなのに。

 

 

中身を見た感じ、打ち直しの様には
見えません。ポリエステルの混率が
高い混綿の新綿を使っている様です。
その辺の当時の経緯はわかりませんが
お店側も出来るだけ丁寧な説明が必要
だったのかもしれませんね。

 

 

今回は汗っかきの大柄のご主人が使われる事。
冬は羽毛肌掛けふとんと重ねて使う事。
殆ど使っていないという事。
重すぎるので軽くして欲しいという事。
そういった事を考慮して

 

 


 

今回は綿を打ち直しをせず
メキシコ綿100%の新綿を使いました。
打ち直し綿を使うと従来通りの蒸れる
ふとんになってしまうからです。

 

 

軽いふとんという事と冬、羽毛と
二枚合わせという事で肌掛けふとんまで
薄くせず合掛けふとんとよりちょっと
薄いくらいにさせて頂きました。

 

 

殆ど使っておられないので
側生地は洗濯をしてそのまま流用して
コストを抑えました。

 

 

誰がどんな風に何処で使うのか?と
いう事は出来るだけお店にお伝えください。
そういった事を伝えるとお店もそういった事を
考慮してくれます。特に実際に自分で
作っているお店や過去に作っていた経験の
あるお店はその辺の事は良く理解してくれます。
それは羽毛ふとんでもその他のふとんでも
オリジナル製品に取り組む様なお店は
自分で使ったり工場に足を運んでいるので
理解してるかと思います。ですので出来るだけ
お話をして下さい。出来ないモノは出来ないと
ちゃんと教えてくれます。(^^)

 

 

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寝具製作事例No.119『お盆に向けての敷ふとん仕立て直し』

2019年7月11日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 敷ふとん, 綿製品

 

 

お盆に向けてのご注文です。
お盆には子供さん達、お孫さんたち家族が
帰省されますよね。食事や寝るものの用意
ホント、大変だと思います(^^;

 

 

ご家族の帰省に備えての
特に夏場は敷ふとんさえあればあとは
どうにでもなります。(^^)

 

 

お客用のおふとんを欲しいんだけど
そんなにお金掛けられないし…。と言う場合は
状態の悪い綿ですと話は別ですが
仕立て直しと同じくらいの価格の羊毛混、
ポリエステルのふとんを買うのであれば
僕は今回の様な仕立て直しをおススメします。

 

 

うちは毎年、妹夫婦が帰省します。
在庫で残ってた羊毛混のふとんも間に合わす為に
一枚、客用として使っておりますが…。
他の綿ふとんや自然素材のふとんと比べて
夏場はムッと感じる様です。

 

 

 

 

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7/5(土)発刊『ねこじゃらし』のに広告の詳細です

2019年7月5日 / えびすやにあるもの, 掛ふとん, 敷ふとん, 綿製品, 羽毛製品

 

 

↑ 綿ふとんの仕立て直しはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

7/5(土)発刊のねこじゃらしにて弊店の広告を
掲載させて頂いております。あのスペースではお伝え
したい事が書ききれません。。。ですので詳しく
お話をさせて頂きたく書かせて貰いました。

 

 

 

 

 

弊店では羽毛ふとんのリフォーム、リフレッシュ
大変力を入れております。主にこんな状況がありましたら
されることをおススメ致します。

 

 

 

 

✅ふとんから羽毛が出てくる
✅サイズを変更したい
✅以前に比べて暖かくない
✅羽毛が偏ってきている
✅襟元に羽毛がない・黄ばみが酷い
✅サイズを変更したい
✅臭いが気になる
✅引っ掛けて破ってしまった(たばこなど)
✅10年以上使用している

 

 

 

羽毛が吹き出している場合は直ぐにしましょう。
一般的な目安は10年。男性で汗っかきだったり、
年中使っている場合などは10年より早めにされる事を
おススメします。先送りをすればする程、
劣化が進みます。『あと、数年早ければ…もっとよく出来たのに』
という事は良くあります。

 

 

 

さて

 

 

リフォーム・リフレッシュをするにあたりまして
まずは羽毛ふとんの相場についてお話したいと思います。

今から30~40年くらい前というのは現在と比べ
凄く高かったのですのそれが徐々に値段が下がり
買い求めやすくなりました。

 

 

それが6~7年くらい前から年々、価格が上昇
してきました。当時、39,800円で販売していた当店の
オリジナル羽毛ふとん、今、同じ内容で作るとしたら
約20,000円高くなります。。。

 

 

 

 

で、リフレッシュに話を戻します。
10年前に10万円で買われた羽毛ふとんがあるとして
同じものを10万円で買う事は無理です。先程の様に
価格は上昇してる訳です。その羽毛の質が良く
同等の羽毛を充填して同等の生地を使えば
新品の様に戻す事が可能なんです。仮の話ですが
先程のリフレッシュに5万円掛かったとします。
現在の5万円の新品と比べたらどちらが良いのか?
断然、リフレッシュの方が良いです。

 

 

ただし…。劣化が進めば進むほど状態が悪くなり
思う様に回復しなくなります。それを回復させようと
思えば新毛を沢山たして状態を良くしなくては
なりません。そうすると価格が嵩みます。

 

 

様々なパターンがありますが下の写真の場合はフェザーを軸にして羽毛がドンドン絡んでいって
団子状態になっています。これは戻すのが難しいケースです。


この場合は品質が悪い(ダウン率が低い)劣化もかなり進んでいる状態

 

 

えびすやでは中身を取り出して羽毛の状態を
判断して行きます。これは必ずします。リフレッシュで
預かる羽毛ふとんはどれ一つとして同じ品質でも

状態でもありません。慎重に見ます。そうしないと
状態も回復具合も判断出来ません。
劣化が進み過ぎている場合は仕上がりが悪いか
若しくは良くしようと思えばコストが掛かります。

 

 

 

触診を殆どしなかったり中身を見ずに受けてくれたり
出来る出来ないを判断する業者さんは問題アリです。
恐らく丸投げです。良くも悪くもどんなものでも
同じ対応で仕上がってきます。

 

 

 

しかし、新品と異なり一つとして品質・状態が
同じものはありません。それぞれの場合の対応の
仕方があるので当店では
こういう状態なのでこの様にして下さい
こういう場合はこうして下さいと言った指示や依頼を
出しています。

 

 

 

例えば、家をリフォームするのに外観をパッ!と
見て家の中に入ることなく判断する工務店さんと
家の中に入って床をめくって基礎を見たり
天井裏をに上がる工務店さんがする判断と
どちらの方が良いですか?と言うのと同じかと
思います。

 

 

 

脱線しましたので話を元に戻します。

 

 

 

リフレッシュをすることが決まりましたら
生地をどうするのか?どんな羽毛を足すのか?
キルトをどうするのか?を決めて行きます。
その時に出来るだけ、元の生地に近い品質、
近い羽毛を選ばれる事をおススメします。

 

 

と言うのは
例えば元々のふとんの生地が凄く柔らかく
軽い生地だとします。それを重くて軽い生地に
変えてしまうと、ガサガサと音がしたり
重く感じる、ふとんが膨らみにくい…。と
言った様に元々のふとんよりも使い心地が
悪くなります。品質を維持する様なリフレッシュを
される事をおススメします。

 

 

 

 

 

えびすやのリフレッシュは決められ、
大量に縫製された生地を使っていません。
様々な生地から選んで頂き、ご希望があれば
それに沿った縫製にカスタム出来ます。
現在悩んでいる事、こうしたいと思っている事
悩みの解決を形にすることが出来ます。よくある
ご相談を書き出してみました。

 

 

✅新婚当初はダブルサイズを使っていたが子供達の為に二枚に増やしたい。
✅高校生の息子が身長が伸びて210㎝では足らない。
✅介護ベッド用にひと回り小さくしたい
✅ベッドからよくズレ落ちる・寝返りをするとふとんがない
✅身体にピタッと沿う様にして欲しい
✅隙間が出来て寒い
✅重いので中身を減らしたり、生地を軽くしたい。
✅寒いので量を増やしてほしい(合掛けふとん→本掛けふとん)
✅春や秋に使いたいので薄くして欲しい(本掛けふとん→合掛けふとん)

 

 

今まで不満、願望がありましたら
なんなりとご相談ください。それを形にします。

 

 

 

 

これは元々の羽毛ふとんよりも
軽く、厚くし、大きくして欲しいとの
ご依頼を元に作っています。

 

 

 

この場合はほぼ新品の羽毛ふとんの
側地交換のみ行いました。サイズダウンをし
ポリエステル混(ポリエステル85%)の
生地から綿100%、似た様な柄の生地で、
マス目を細かくしフィット感を高める
リフォームを行っています。

 

 

 

羽毛ふとんは使い捨てではありません。
質の良いものを大切に使えば長持ちしますし
リフレッシュで更に寿命を延ばす事が可能です。
それを出来る限り、快適で使いやすい状態に
生まれ変わらせ、皆様にお返し出来る様に
お作りしております。

 

 

 

羽毛ふとんのリフォームの工程や他との違い
綿ふとんの仕立て直しは下記のリンク先に詳しく
書いておりますのでご覧ください。皆様のご来店
お待ちしております。

 

 

 

 

 

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各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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