寝具製作事例No.39『原因は想像しない所にある』
2019年12月21日 / えびすやにあるもの, 寝具調整事例, 敷ふとん, 枕
本日の折込に入っている地域コミニュティ誌
『ねこじゃらし』さんに広告をお世話になりました。
寒い、腰が痛い、肩が痛い…。
そういった原因が自分の想像外の所にあって
何度も寝具を買い替えても全然良くならない…。
そんな状況でお困りの方を何人も見てきました。
今日の広告にも書きましたがこの時期であれば
無茶苦茶、膨らんだ見るからに暖かそうな
高い羽毛ふとんを買ったのに寒い。。。
見るからに暖かそうなアクリルの毛布や
敷パットを使っているのに寒い。風邪をひいてしまう…。
これも暖かくする方法を実行したのに
全然暖かくなっていない一つの例です。
そんなのが沢山あります。
今回のご相談は首の具合が悪く病院へ行くと
頸椎の具合が若干悪いとの事です。
お話を伺っていくうちにわかった問題点
①枕が合っていない首の部分がシッカリと支えられていない。
②マットレスに超問題あり
枕は現状の枕では首を支えきれておらず
首や肩が凝る原因となっており
朝起きると、首が周りがダルさがあったり
腕が痺れると言った症状。横向き寝がメイン。
酷い場合はうつ伏せ寝。これらは敷寝具も
合っていない事が原因です。ご自身の身体に全く合っていない。
ネットで買った柔らかく相当分厚いウレタン
マットレスを使っておられる様で、分厚く
柔らかいという事は相当身体が沈むという事です。
人間の身体の比重は腰部分で40%以上ですから
腰が過度に沈み、上向き寝が出来ない状態に
あり、横向き寝、うつ伏せ寝が身体に負荷を
掛けています。うつ伏せ寝は首を捻るので首への
負荷がきつく肺が膨らまないので呼吸も浅くなります。
横向き寝も同様に腕や首に肩に負荷を掛けています。
基本は上向き寝です
それが出来る様に敷寝具を自身に合わせる事が
重要です。枕同様に誰が寝ても身体に合う
敷寝具など存在しませんので実際に寝て自分で
確かめ、吸湿発散をシッカリできる自然素材の
寝具を組合す事が快適に眠れる秘訣です!
今回はオーダー枕のみお作りしましたが
原因はハッキリしていますのでいずれは
敷寝具を整えられる事をおススメする事例です。
えびすやの得意な仕事
羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら