本格的な熱帯夜到来!
2015年7月13日 / えびすやにあるもの, 麻パット・ケット
ついに今年も本格的に寝苦しい夜がやってきました。
そんな時はなんやかんや言ってもえびすやは麻製の寝具を
オススメしています。麻にはこんな効果があります。
◯接触涼感ががある。身体の熱を奪って放熱してくれる。
◯シャリ感が肌との密着を避け、通気がある
◯不感蒸泄を素早く吸収し、放湿するので蒸れない
この時期、何処が一番暑いかと言うと背中です。
ゴロゴロと寝返りが酷くなったりするのも背中の蒸れを
開放しようとするからです。だから敷寝具がシッカリと
素早く、汗を吸収し、ヒンヤリとすればどれだけ楽になるか。
敷寝具はとても重要な意味を持ってきます。
ジェルパットは中身が水ですのでヒンヤリします。しかし・・・。
やがて体温と同化すると熱く、吸湿性がありませんので蒸れます。
涼しいと言われるポリエステル製のヒンヤリするとされる
敷パットもやはり自然素材の様にはいかないです。
また、低反発ウレタンのマットレスにシーツ一枚で
寝てらっしゃる方が居ますがこれはムレムレになります。
身体が沈み込み密着します。その上、吸湿や通気がありません。
写真、左は麻綿がたっぷりと入って(2.0kg以上)側地は近江ちぢみの
本麻敷パット。綿を圧縮して薄くしてからシッカリとキルティングが
掛けています。背中がとっても爽やかです。
側も中の麻綿も麻100%。右は麻100%の近江ちぢみの側地に
麻綿(麻100%)入りの本麻ケット。軽くて縮が肌との密着を避けます。
下は麻100%のフラットシーツを柿渋染めをしてみました。自分で( ̄ー ̄)ニヤリ
柿渋は抗菌作用がありますので臭いを抑えます。
麻づくしにすると寝床内の湿度を抑え、爽やかにします。背中も爽やかです。
麻にはそれだけの自然の力を持ってるんです(^^)平安時代には京の都人の
間で麻の寝具が使われていました。盆地で湿度が高い都ではとても重宝がられて
いたのだと思います。
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いやぁ~暑い暑い蒸し暑い日々です~・・
京都より丹後は1度ほど温度が低いようですが、暑いですよねぇ~・・
睡眠中の熱中症にも注意しないといけませんね、布団生地にもいろいろ特徴があるんですね!・・・勉強になります
いげのやまさん
丹後も織物が発達した地域だけ合って基本的に高湿度なんです。
今の店の湿度、80%に近いですよ(^^;ポリエステルなどの化繊系
素材は基本的にダメだと思って間違いないです。眠りの生理現象に
上手く適しているのは自然素材ですね。