寝具制作事例No.89『リフレッシュは価格を追求し過ぎない』

2018年11月30日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 羽毛製品

 

最近、羽毛リフレッシュのご相談で持ってこられる
羽毛ふとんを拝見しますと比較的品質が高く状態の
良いものが増えてきています。

 

 

元の品質が良いという事は当然として手入れを
シッカリとされてるものが多いんです。
羽毛のリフレッシュをする場合、ほぼ10年以上使用、
中には20年を超えるものもあります。

 

 

この手入れと言うのは凄く大事です。
マメにカバー交換をされてると汚れも少ないですし
特に日干ししてる場合は状態が良いのです。
一般的には『日干しをしてはいけない』と
言われますがそれは側生地が紫外線により
劣化するからです。しかし、羽毛の為には
干した方がいいのです。その習慣の相違が
10年、20年の差として大きく出てきてる様に
見受けられます。紫外線の劣化を防ぎ、日干しで
湿気を取り除くにはカバーを掛けたまま
干されると良いです。

 

 

話はそれましたが
羽毛ふとんをリフレッシュする場合
価格を追求し過ぎるとどうなるのか?
自分自身が思っている程、良くならない
のです。特に解りやすいのが側生地です。

 

 

例えば、今使っている羽毛ふとんの側生地が
柔らかくソフトで吸い付きの良い生地だったと
します。それを価格を抑えて安価なものを選ぶと
生地がゴワゴワしててシャカシャカしたり、重く
なります。すると今までよりも着心地が悪く
なるわけです。それは中身もしかり、使っている
ふとんの羽毛よりも一回り、二回りも小さい羽毛を
目減りした分の足し羽毛として足すと…。

 

 

 

側生地は見て触れば解りますが羽毛は
中身を取り出し、どんな品質で
どんな状態なのか?をちゃんと見た上で
どうするのか?を考える必要があります。
現状を把握したうえでそれを維持する様に
羽毛リフレッシュすると仕上がりも良く
なります。単に〇〇〇〇〇円コース、
△△△△△円コース、×××××円コース
の中から単に選んでくださいというのは
解りやすいのですが中身を見て状態把握を
した方が良いんじゃないかな?と思うのです。

 

 

 

今回の羽毛リフレッシュも
お預かりした羽毛ふとんの羽毛の状態、
側生地の質、縫製などを考慮して
出来る限り良い状態にしてお渡しできる様に
リフレッシュさせて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
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