寝具制作事例No.74『前回目利きの羽毛ふとんの仕上がりです』
2018年8月28日 / 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品
前回の目利きをさせて頂いた羽毛ふとんが良い感じに
仕上がりました。
使われていた羽毛とほぼ同じレベルの羽毛を足し
羽毛しております。出来るだけ元の品質を維持し、
ご要望や使い心地の良さを考えて調整を加えていきます。
一律にこの〇〇〇コースからお選び下さいでは
お店側も工場へ任せっきりになってしまいますので
状態を見ながら出来る限り良い状態に持っていく事が
難しくなってしまいます。
今回はお預かりした時よりも
マス目を細かくしました。以前は15マスでマチが
高すぎる程、高く、1つ当たりのマス目があまりにも
大きかったわけです。大きすぎる事で隙間が出来やすく
肝心の身体が当たる部分から羽毛が散ってしまって
寒かったのですが保温力も高まり、悩みであった
寒さから解放されます。(^^)
羽毛ふとんは中身の羽毛ばかりが問われる
ケースが多いですが(品質の良さは当然として)
生地と中身の羽毛と縫製のバランスを考えて
作る事がかなり重要なんじゃないかと思います。
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