基本は背中

2015年7月5日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 麻パット・ケット

7月に入りました。これから夏本番!
夜も寝苦しい日が徐々に増えてきます。
そんな時には肌掛けふとんやタオルケットにしたりと
衣替えをされるかと思いますが案外、軽視されるのが

『敷』?

敷パットなどの敷寝具はとても重要な寝具です。
ここで寝心地の半分以上が決まってしまうと言っても
過言ではありません。

この時期から売り場に並ぶ、ジェルパット。
最初はヒンヤリします。しかし、体温とジェルの温度が
同化すると暑苦しく、吸湿しませんので蒸れ蒸れになります。
ポリエステル系の素材の寝具も吸湿はしませんので
蒸れてきます。側地が綿でも中綿がポリエステルですと吸湿しません。?

吸水性と吸湿性は異なります。吸水は液体を吸収すること。
吸湿性は湿気を吸湿すること。汗は気体(不感蒸泄)で出ていますので
気体の状態で吸収する吸湿性が求められています。

夏の敷寝具のポイント

①吸湿・発散に優れている(素早く吸収して放湿する)
②熱がこもらないこと(蒸れの原因)
③ポリエステルなどの石油系素材ではなく自然素材

そういう事を考慮すると夏の敷寝具に向く素材は『麻』 です。
麻は吸湿・発散に優れているので背中がさらりとします。そして
接触涼感がありヒンヤリとし熱がこもりません。ポリエステル系の
素材で涼感加工が施されたものもありますが実感としては
麻には及びません。自然素材の方が肌へ馴染みを感じるのでは
ないでしょうか?

当店はこの時期、一番おすすめするのがこの本麻敷パット
2.0kg以上の麻綿(100%)を圧縮してシート状にして
近江ちぢみでキルティングが掛けてあります。麻綿がタップリと
入っているとそれだけ吸湿力があります。背中はサラリとします。

僕は約10年近く毎年使っております。背中に麻があるのと
無いのとでは全然ちゃいます。あるととても爽やかですね(^^)

お父さんがゴロゴロと寝返りがひどい場合がありますが
単に元気がいいのではなく、背中が蒸れています。じっと上を
向けないんです。背中が蒸れるから・・・。

結構、見落とされがちな敷(背中)を意識してみませんか?
眠りがガラリと変わりますよ!

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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