今年も蚊帳はじめました

2017年6月3日 / えびすやにあるもの, その他

かつての日本の風物詩。『蚊帳』
夏になれば田舎の家庭では吊ったものです。
生活習慣、空間の変化により今では使う事が
殆どなくなりましたが蚊帳には蚊帳の
良さがあります。
2080

 

えびすやで吊っている蚊帳は
大麻100%の蚊帳です。大麻と聞くと
おどろおどろしく感じますが
これは産業用に栽培され流通している素材です。

 

元々、大麻というのは日本の生活に
溶け込んでおりました。天照大神のお札を
『神宮大麻』と呼びます。大麻は神社の
しめ縄、鈴縄などは大麻でした。穢れを
祓い清める役割があります。大麻には神秘的な
力を秘めているのでは?と思えてきます。
(サロンなどで大麻の蚊帳の中で施術される
お店もあるそうです)

 

 

蚊帳は元々、奈良に伝わり綿で蚊帳が作られて
いました。それを近江商人が麻で作りだしました。
寝具大手の西川産業、西川リビング、京都西川などは
近江の蚊帳が原点となります。近江の湖東は
苧麻(ラミー)、大麻(ヘンプ)栽培地域だったよです。

 

 

麻で蚊帳を作った近江商人は凄いですね!
麻素材だからこその良さがあります。麻には強い
調湿効果がありますので中にはいると体感温度が
下がります。エアコンを使う時、風が自然風に
近くなりまろやかになり、身体にダイレクトに
風が当たることを避け体を冷やしにくくしてくれます。

 

えびすやで扱っている蚊帳は
無着色・無蛍光・無漂白の自然指向です。
昔の澱粉で固めた生地ではなくカラミ織で
生地の目がずれない様にしてあります。
サイズも今の寝具の大きさに合わせてあり
昔のままではなく今の暮らしに合うように工夫が
施されております。

 

店内で実際に蚊帳を吊っておりますので
見て、触って、蚊帳の中のベッドで寝てみて
下さい。その良さを実感することが出来るかと思います(^^)

 

お値段は19,224円~(三畳用・片麻タイプ)です。
ヘンプ(大麻100%)、純麻(麻100%)タイプが麻の本来の
良さが引き出されて良いかと思います。蚊帳に付き物の
蚊取り線香もございます。これも自然志向で昔ながらの
除虫菊を使った無添加蚊取り線香です。

 

 

 

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“今年も蚊帳はじめました” への2件のフィードバック

  1. いげのやま より:

    最近、蚊の猛威と恐怖・・・感染症予防への意識が高まっていますね!
    蚊取り線香も大きく需要が伸びてきているとか・・・
    カヤ・・・蚊対策としてもイイのですが、日本の文化的な蚊帳なんで
    外国人蚊帳体験なんか喜ばれそう=。。。。
    是非そういう外国人が泊まるような所に売り込めば・・・・成功するかも~・・・って勝手な私の意見~・・・(笑9

    • ふとん屋@五代目 より:

      いげのやまさん

      それは良いかも!日本家屋の古民家で
      全開にして蚊帳で寝る。涼やかな風が流れてくる!
      最高ですね( ̄ー ̄)ニヤリ

各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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