綿ふとんの良いところ
2016年12月22日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 睡眠改善
綿の敷ふとんは”かまぼこ型”になっていまして
真ん中の層が分厚くなっています。ふとん端は使いません。
中で寝ます。すると真ん中がヘタってきます。これがもし、
まっ平らに単純に綿を重ねただけのものだと真ん中が
極端に凹みます。だから真ん中が嵩高くなってます。
職人が作るふとんはこういう作りになっています。
掛ふとんは掛ける方なので負荷はそんなに掛かりませんが
敷ふとんは毎晩、8時間、体重が乗っかかる訳で掛けふとんに
比べるとヘタリは早くなります。
えびすやとしては頭を悩ませるところで1番、気を使うところです。
ヘタって薄くなったせんべい布団が身体に良いなんて言われますが
それは間違いです。身体の凹凸を吸収できず弾力も無い。
腰骨や肩甲骨に底づき感があり痛くて上向き寝が出来ない。
(これが合う体型の方もいらっしゃいます)
基本的には2枚敷をオススメしています。
マットレス+敷ふとん(敷きパット)ですと湿気が抜けやすく
運びやすいのでメンテナンス性も良くなります。
マットレスと敷ふとんで身体を支持し、凹凸に合わせ
身体に負担のかかりにくい上向き寝が楽なように調整します。
身体を支持させる他に特にこの季節必要なのが
『暖かさ』
何故、電気毛布を使ってしまうのでしょうか?お話を
伺ってると電気毛布が必要なさそうな人でも使っている場合が
あります。それは敷寝具そのものに保温性が無いのです。
寒いからと言って毛布や掛ふとんを何枚も重ねる方が
いらっしゃいますが効果は薄く、寝返りがしにくくなって
眠りを阻害しています。敷寝具に保温力を持たせることが
重要です。その時に使わないほうが良いのがアクリルや
ポリエステルのボアシーツや毛布です。もちろん毛布や
パットだけではなく掛ふとんや敷寝具もです。
汗がこもって余計に冷えますし、電気毛布を使用している場合だと
深部体温が下げられないので深い眠りに入れず脳も身体も
休まりません。えびすやではアクリル系の素材の寝具は
オススメしていません。保温性の高い自然素材の寝具を
オススメします。
敷寝具は掛ふとん以上に重要であるといっても過言では
ありません。敷しんぐを選ぶポイントは
①寝具は二枚敷で自身の体型に合わせ上向き寝
②睡眠中は発汗量が多い。汗の吸湿発散の良い自然素材の寝具を使う
③掛ふとんを無駄に重ねるよりも敷寝具の工夫・組み合わせで保温性を高める
④電気毛布は使わない
この①~④を実行するだけで寝床は劇的に変わります!
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