眠る時に身に纏うのは化学じゃなく自然で

2015年2月10日 / 寝具のこと

お客様とお話をしていますと発熱をする化繊系のアンダーウエアを
着てる方がとても多くいらっしゃいます。うちの家族も
しょっちゅう着てるわけじゃないですが数枚は持ってるようです。

僕は化繊が肌に触れるのがどうしても嫌で
そういった類のものは今は持っていません。綿100%ばかりです。

確かに暖かいよんですね。上手く使えばいい防寒着に
なるんじゃないかと思いますが化繊ですので一気に発汗すると
吸湿が追いつかずムレムレになり、残った水分が
身体を冷やしてしまう事になります。今の時期ですと雪かき
なんかしたら一気に汗をかきこんな状態になりますね。

それと似たような事が睡眠時にも起こりうるのです。
冬であっても少なくとも200ccは一晩で発汗します。
特に寝入りで大半の汗を一気にかく為、素早く汗を
吸収できる素材でないと水分が残り蒸れてしまいます。
これが寝汗で水分が温度を奪い冷えてしまうんです。

なので日中はともかく、睡眠時にこういった素材の
インナーを身につけて寝ると汗がこもり身体を冷やす結果に
なりかねません。

こういった素材は凝縮熱といい水分が気体から液体に
変わって熱を発する事で暖かいのですがこれはなにも
こういった特別な素材の話ではなく

自然素材なら当然持っている働きなんです。

でも水分が発生しても化繊系の素材は吸湿性が
殆どありませんので汗がこもってしまい、その水分が
熱を奪っていくのです。

これはインナーだけの話ではなくフリースのパジャマ、
アクリルの毛布、ポリエステル綿のふとん…。
全て同じことが言えると思います。恐らく、寝汗で
身体を冷やしたり、寒い思いをして寝ていらっしゃる気がします。
これ、全て自然素材にチェンジしたら眠りが全然変わります。
是非、自然素材のパジャマ、毛布、掛ふとん、敷ふとんを
使ってみてください。

話はインナーに戻りますが皆さんは
素肌にパジャマを着ておられますか?僕は綿の
ジャマの下に綿100%のシャツを着ます。着るなら
自然素材のものを着てください。パジャマは綿素材などの
ゆったり目で通気性のあるものを着てください。

えびすやでしたら綿100%。薄い二重織りのニット地の
インナーをオススメしております。空気層が出来て暖かく、
レース部分も化繊ではなくレーヨンを使い、敏感肌の人でも
着やすい素材になってます。

眠りは化学の力よりも自然の力に身を委ねてみてください。

追伸

最近知ったのですが化繊系の発熱素材のインナーで
こんな事例が増えてるようです。化学繊維によるアレルギーなのか?
汗がこもり汗疹(あせも)の様な状態になっているのか?
詳しくはわかりませんが気になる事例です。

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2 responses to “眠る時に身に纏うのは化学じゃなく自然で”

  1. 丹後のヨメ says:

    最後のヒートテックのリンクを読んでビビりました…
    以前、夜中に急に全身がかゆくなってたいへんだったことがあって、
    それから洗剤をかえたんですが、、
    もしかしたら繊維の原因もあったのかも…
    やっぱり綿がいちばん安心ですね。

    • ふとん屋@五代目 says:

      丹後のヨメさん

      僕自身、そういう事が周りで起きてないので
      ピンと来ない部分がありましたが十分に考えられますよね。
      僕はふとん屋ですので睡眠の立場から考えですが
      具合の悪さは十分に考えられます。特に肌にアレルギーや
      弱さがある場合は綿にした方がいいと思います。睡眠のためにも!

各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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