桃太郎はホントに正義だったのか?
今日は超久しぶりの歴史の話です。
小6の女の子が200冊もの鬼伝説に纏わる著書を読み比べて
本を出版した事をご存知でしょうか?
「桃太郎は盗人なのか? ~『桃太郎』から考える鬼の正体~」
(新日本出版社、本体価格1500円で販売中)
タイトルが凄く興味深いですよね。
僕たちが知ってる桃太郎は勧善懲悪・忠孝勇武
悪の限りを尽くしため込んだ財宝を取り戻す!
それが一般的なストーリーですよね。ところが…
読み比べて女の子が気付いたのは
(1)江戸~明治初期は、鬼から宝物を奪っている
(2)明治末ごろから、鬼がみずから宝を差し出すようになっている
(3)昭和になると優しい鬼が出てくる
段々非力になってますね(^^;
桃太郎盗人説というのがありましてそれを
唱えたのがなんと福沢諭吉!鬼は強盗であると
言います。忠孝勇武の物語は水戸学派の考え方が
影響している様です。
さて、丹後にも鬼伝説が三つあり
『酒呑童子』『陸耳御笠』『英胡・軽足・土熊』が
絶対的な悪として源頼光、磨呂子親王などに
討伐されました。果たしてこの丹後の鬼達も
ホントに悪だったのだろうか?
大江山の周囲の集落では節分の時に
『鬼は~内!』と言って豆をまく地域や
特定の家があります。鬼といっても
立場が違えば正義にでも悪にでもなるのです。
我家は数年前から鬼を追い出すのを辞めました(^^)
同時に豆まきも現代風に!
後で美味しくいただきます(^^)
皆さん、豆まきはもうお済ですか?
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これはなんとも興味深い。。論文レベルのはなしですね。
私も時々思うんですが、大江山にも鬼伝説ありますよね。
鬼の博物館も行きましたが、あの日本中にある伝承の「鬼」とは実際のところ何ものだったんだろうと思うんです。
「鉄」を扱う技術を持った、外国の人だったんだろうかとか。
夢と妄想が広がるんですよ 笑
印刷ヨメさん
博物館に行かれたんですね!鬼はまつろわぬ民(朝廷に従わない)とか
大江山では製鉄に従事してたタタラの民なんて言われますが
どうなのでしょうね?大江山の麓に住んでたおばあちゃんは
ウオッカ大好きの漂流してきたロシア人だと言ってました( *´艸`)