敷ふとんは思っている以上に大事です
2016年5月10日 / 寝具のこと
先程、敷ふとんを求めてお客様がご来店下さいましたので
今日は敷寝具の話をしたいと思います。
敷ふとん(敷寝具)には大きく3つの役目があります。
①寝姿勢を維持する事
②汗を吸湿・発散させる事
③保温性
これらが欠けてしまうととても眠りにくいのです。
①は上向き寝が出来るかどうかを考えてみてください。
マットレスや敷ふとんが柔らかすぎる・ヘタっているとなると
上向き寝はしにくくなります(自分に合ってない場合も)
うつぶせ寝は呼吸時に肺が広がらず浅くなり眠りが浅くなり
横向き寝は腕のしびれ、首や肩の凝り・・・。身体の歪みの
原因にになります。楽に上向き寝が出来る事が理想です。
②寝床内に汗がこもることは「蒸れ」に繋がります。
汗がこもるとその水分が寒さを引き起こします。
低反発ウレタン、ポリエステル、アクリル、こういった
石油系の素材は殆ど吸湿しませんので蒸れます。
自然素材であれば吸湿しますし、ウールなどの動物系
繊維であれば放湿にも優れます。
③背中は温度を感じ取る敏感なセンサーです。
背中が冷たいと眠れません。蒸れても眠れません。
かと言って電気毛布は自律神経を乱し、人間が
本来持っている体温調節機能を低下させてしまいます。
保温性の高い素材、作りの自然素材の寝具を使いましょう。
そしてもう一つ注意しないといけないのが
湿気
日本自体が四季があり高温多湿です。その中でも丹後は湿度が高い。
以前、近畿各地のふとん屋仲間で冬季に2週間、各々の寝室の湿度を
計測したことがあるのです丹後がダントツ。(^^;
安定して80%をほぼ超えていました。
フローリングに直に敷くのは間違いなく結露しますし
ベッドだからと行って安心できるとは言い切れません。結露やカビの
ご相談は多いのです。えびすやもこの点は苦慮するところで
耐久性とならび大事な要素でそういう点を考慮し製品を扱っています。
敷寝具は家で言う「基礎」にあたる部分です。ココは特に
シッカリとしておかないと行けませんのでお客様には出来るだけ
丁寧に説明をさせて頂きますし、各々の環境や体型に合うように
ご提案もします。それだけ重要な部分なのです。
敷ふとんは思っている以上に大事ですよ
最後までご愛読ありがとうございます。宜しければクリックをお願い致します
敷き布団、よく泊まりに行ったら自分に合わなくて寝れないという経験も、よくあります、こういう場合どうしたらいいのかなぁ~と考える事も・・・
これからの季節敷布団も湿度が高くなってきますよね、どんな管理が理想なのかなぁ~・・・っと考える時もあります・・・敷布団されど、敷布団ですね・・・
いげのやまさん
だいたいそういう時って柔らかすぎるんですよね(^^;
基本は湿気を飛ばすことですね。干す。干せなければ乾燥機で。
これをするだけで全然違ってきます(^^)