寝具調整事例No.72『枕で調整できる範囲は一部です』

2022年3月26日 / えびすやにあるもの, ベッド・マットレス, 寝具調整事例,

弊店では15年くらい前からオリジナルでオーダー枕を
取扱いをさせて頂いております。お陰様で枕に関する
ご相談は沢山いただきます。

 

 

これはテレビが原因じゃないかな?と持っているのですが
一昔前にテレビや雑誌で『枕!枕!枕!枕!枕が快眠の基』と
ばかりに枕を前面に押し出した特集や番組が沢山あったため
皆さんが枕を替えれば快眠が得られると誤解を受けている
人が結構いらっしゃいます。(以前に比べて減っておりますが)

 

 

確かに枕が合えば凄くしっくりします。眠り易くなります。
しかし、それには前提条件があります。

 

 

『敷寝具が自分の身体と合っている事』

 

 

まずはココが一番大事な事です。敷寝具が合っているうえで
枕を自分の体型、頭、首の形に合わせるとピタッと来ます。
しかし、敷寝具が合っていないとこれが難しくなります。
敷寝具が合っていない人は上向き寝がなかなか出来ません。
それは上向き寝をするのがしんどいからです。上向き寝が
出来ないから横向き寝、更にひどくなるとうつ伏せ寝…。
これらの寝姿勢は身体に負荷が掛かるために腕のしびれ、
首の突っ張り、肩こり、腰痛…。こんな状態を引き起こします。

 

 

 

あくまでも枕は肩から上の凹凸や高低を調整する事しか
出来ません。それ以外の部分はマットレスは敷ふとんの
担当になります。そこがダメだと枕でリカバーしきれません。

 

 

 

今回のお客様も敷寝具が身体に合っていない事が
原因でした。朝起きた時に腰回りがだるい、肩こり
首痛…。枕にも問題がありましたがそれ以上に
スプリングのマットレスを20年以上使い続ける事による
ヘタリに問題がありました。

 

 

 

 

お客様の体型は上向き寝がしにくいタイプでしたので
部分部分で硬さを調整できるサポートベッドで調整をし
ラテックスマットレスで調整しました。これは優れものです。

 

 

 

長年、上向き寝が出来なかった人が上向き寝が
出来る状態にキチッと合わせて上げると顔がほころびます。
上向き寝が楽に出来る状態と言うには身体が楽なのです。

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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