寝具製作事例No154『オリジナル試作品を検証』
2020年3月24日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 羽毛製品
3シーズンくらい前に試験的に作った羽毛ふとん
厳密にいえば羽毛ふとんのリフレッシュですが…。
この羽毛ふとんの生地は80番手の平織の生地です。
平織は強度があり軽く通気性があるのが、生地が
カサつくという欠点があります。
えびすやではこの生地の扱いがありませんので
試作をして母に使ってもらっていました。
あのカサついていた生地がなんと物凄く柔らかい
風合いの良い生地へとこなれていました。
生地が軽いのでよく膨らみます。膨らむと
断熱効果が高くなります。(膨らみすぎはダメ)
生地も薄いので熱伝導もよく温かみが早く
よく伝わります。ただ、唯一の欠点であるカサつきが
ある程度、使えば凄くいい風合いになることが
解りましたので新定番品として検討してみようかと
考えています。
羽毛ふとんの生地には平織・ツイル・サテンと
3種類あります。えびすやは全て取り扱いがあります。
それぞれの良さがあるからです。また。同じ織りでも糸の質や
太さで全然変わります。これは実際に羽毛が充填
されている羽毛ふとんを見て、触って持ってみると
その違いや特徴がよくわかります。同じ羽毛ふとんと
一言で言っても全然違うのです。
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